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ボールを避けて転倒したバイクの事故!責任は誰にある?


sakka

最高裁まで争われた親の監督責任とは?

子供が蹴ったボールによって起きた「バイクの転倒死亡事故」の事故の責任が誰にあるかを問う、判決結果が最高裁で結審しました。

このバイクの転倒事故は、2004年に愛媛県今治市の小学校の校庭側の大きな門の前で起きました。
事故の概要は、小学校校庭内で11歳の少年がゴールに向かって蹴ったボールがゴールをそれて、その後ろの門扉を超え校外の道路に飛び出しました。
その時そこにバイクで走ってきた男性が、ボールを避けた拍子に転倒し足を骨折しました。

その後、バイクの運転をしていた85歳の男性は、転倒事故直後に認知症を患い、事故発生から1年半後に肺炎に罹患し亡くなったというものです。

85歳の男性側遺族は、少年とその両親を相手取り2007年に訴訟を起こしたのです。
一審の大阪地裁では、少年の過失と親の監督責任を認め、約1500万円の賠償命令を下しました。
続いて二審の大阪高裁でも同様に過失責任と監督責任を認め、わずかに減額した賠償命令を命じています。

最終的には、今回の最高裁まで持ち込まれ争われた裁判でしたが、親の責任を退け逆転判決となり、賠償義務は無いものと審判されました。

事故の責任は誰に?ボールを蹴った子供・親、それとも運転者?

この事故の責任は誰に有ったのでしょうか?

裁判の判決で民事責任では、ボールを蹴った子供の過失責任と両親の監督責任は、免れることとなりました。
もちろん、ボールを蹴った子供や親に道義的な責任は、あるかもしれません。
そして、亡くなった方を鞭打つわけではありませんが、運転者にも安全運転義務を負う責任は有ったと推察できます。

事故現場は、見通しの良い直線道路であり、今回の事故で走行中だったバイクの右手側に大きく小学校の校庭が広がっていることが容易に確認できます。
また、校庭内の様子もネット上のフェンスを通して確認できますから、「ボールが飛んでくることを全く予見できなかった」とは言い切れないと考えられます。

また、学校内に設置されたゴールに向かってサッカーボールを蹴りこみ、それが偶然ゴールをそれて校外に飛び出して事故が起きることを予見し、子供の監督責任を親に求めるのはあまりにも厳しいと考えられます。

もし、そうした事故を防ぐ責任を追及するならば、校庭の遊具やフェンスを管理する小学校、道路を管理する地方行政の今治市にも責任の一端が有るのではないかと考える必要もあるでしょう。

この裁判では、一審、二審において、どこまで子供の監督責任を親が請負う必要があるのか? と社会的にも注目され続けてきました。
恐らく多くの人が、最高裁の結論を「それが当たり前」として見ているでしょう。
しかし、今までほとんどのケースで「子供の過失を親が負う」と言う図式が成立していたのです。

家族全員に自動担保!個人賠償責任保険

こうした事故は、大小さまざまなカタチで生活の中にリスクとして潜んでいます。
最近社会問題としてクローズアップされている、自転車による衝突事故などが、そうした生活上の賠償リスクになります。

しかし、こうした事故により家族に何らかの過失責任が生じて賠償責任を負うことになったときのために、自動車保険を利用してリスクカバーしておきましょう。

具体的な方法は、親の自動車保険に「個人賠償責任保険特約」を付帯すれば、子供も含めて家族全員に対し自動担保されます。
賠償保険金額は、「無制限」となっており、保険料は年間で2000円以下になっています。

事故は保険加入を待ってくれませんので、未加入の人は、すぐにでも保険会社に連絡して、追加加入しておくとよいでしょう。

ファミリーバイク特約なら年齢を問わず家族を補償

バイクの保険もクルマの保険があれば、安く入ることができます。
これは、「ファミリーバイク特約」と呼ばれるもので、既に一般化していますが、少し詳細を説明しておきます。

ファミリーバイク特約のメリットは、対人対物賠償とバイク搭乗中のケガによる補償を、家族全員に年齢を問わず、自動担保されることです。
親の自動車保険が35歳以上補償になっていても、ファミリーバイク特約は、年齢条件による制限がかかりません。

つまり、16歳の子供が原付バイクに乗っても自動的補償されるというものです。
しかも、事故で保険を使っても等級に影響することもありません。
ファイリーバイク特約は、125cc以下のバイクに適用できて、しかも複数有っても保険料に違いが生じません。

搭乗者の補償内容について、自損型と人身型の違いで選ぶことができます。
自損型は、保険金定額補償で相手に過失がある場合は補償がありません。
また、人身型は、自動車保険のそれと同様に入通院の治療費など全て実損を補償してもらうことがかのうです。

保険料は各社で多少違いはありますが、既存の自動車保険への上乗せとなるので、年間7,000円前後からとなっています。
バイクを日常の足に利用している家族には、とてもお得で便利な特約ですね。

先の事故のようなケースでも、このファミリーバイク特約(人身型)加入していれば、ケガをした運転者への治療補償や入院費、慰謝料、休業損害相当まで補償が可能です。
万一の死亡時や後遺障害でも対応できるので、家族で125cc以下のバイクを使っているなら、この特約の利用をオススメします。


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