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1輪1kg軽くすれば60kgの軽量化!接地力も上がりブレーキも良く効く!


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バネ下重量軽減のメリット

先の記事でバネ下の重量軽減が、車両の軽量化につながることを書きましたが、もう少し詳しく掘り下げてみます。

バネ下重量の軽減は、搭載重量に換算すると15倍程度に相当します。
さらに、サスペンションのバネ下が軽いとタイヤのロードホールディング性能、つまり接地性能が著しく向上することが期待できます。

接地性能が上がるということは、高速道路で路面に対するタイヤのホールディングにもすぐれるため、追従性も向上し高速コーナでの安定性にも寄与します。
また、ブレーキ操作時も路面の凹凸に対して、タイヤが食いつくのでABSセンサーのリリーフバルブ動作限界が上がり、ブレーキの総合性能が上がり、制動距離の短縮も期待できます。

バネ下重量の軽減は、そのままサスペンションの動きにも影響してきます。
サスペンションのスプリングによる上下に働く反発力は、路面の凸凹と走行スピードが互いに影響して、スプリングに入力されます。

速い速度で大きな路面の凹凸を拾うと、スピードのエネルギーが影響して、大きな振幅となります。
しかし、バネ下重量が軽ければ、スプリングに入力されるエネルギーは軽減されるので、バネ下に装着されているパーツ類は不要な動きを抑制されます。

ダンパー(ショックアブソーバー)の動きもスムーズに減衰されます。
結果として乗り心地が向上しブレーキ性能の向上を見ることができます。

ABSと横滑り防止装置の性能が向上する?

タイヤとホイールの軽量化は、タイヤの回転するエネルギーを抑止する際にも有効です。

具体的には、ブレーキシステム周辺の軽量化をすれば、ロードホールィングが向上しABS装置と横滑り防止装置の限界性能が引き上げられます。
また、車両本体の軽量化に相当し、当然慣性重量が少なくなるので制動性能が向上します。
重量が軽くなるということは、加速性能やハンドリングが良くなります。

乗り心地まで良くなってしまう理由

乗り心地はスプリングの上に乗ったモノコックの剛性感が大きく影響するものですが、バネ下のドタバタ感が低減すると、そのまま乗り心地の向上に繋がってきます。

また、ハンドリングの向上によって、レスポンスの良い操作感を楽しむことができます。
操作感の良さも乗り味の向上として、ドライバビリティ向上に大きく貢献します。

バネ下が重くなった場合は

実際、インチアップしてワイド化したタイヤ&ホイールのセットを装着した場合、多くのケースで重量が増してしまいます。

そうした場合には、先の文中の向上する項目がすべてマイナスに働きます。
特に、タイヤとホイールが、路面の凹凸を拾ってドタバタすることで、クルマの耐久性にまで影響が及ぶこともあります。

チューンダウンに繋がる無駄な出費となる前に、タイヤ&ホイールの購入時に再検討してみましょう。


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