1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

1万円も安いの!?保険のプロがガチで9社の自動車保険を比べてみた


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自動車保険の「割引」は、まるでスーパーマーケットの広告チラシのように多種多様で、保険を取り扱う筆者でも「えっ?」と、一瞬とまどうほど種類があります。

恐らく一般のユーザーには分かり難く、また比べるのも難しいのではないでしょうか?

自動車保険商品の自由化が進む前の割引といえば、等級による割引と年齢、家族限定ぐらいでした。現在のように割引などが増えてしまっては、一般ユーザーでは比較するにも同じように設定することすら困難です。

ですので、今回はあえてシンプルな保険設計で各社の保険料を比較してみます。

ダイレクト系9社の自動車保険料を徹底比較!!

ここでは、シンプルな保険設計でダイレクト系各社の保険料を比較してみます。
(ダイレクト系を選んだのは、代理店型の損保会社に保険料の優位性がない為です)

被保険者の設定年齢や車両によって、保険料も異なるため一概に判定はできませんので、一つの目安として参考にしてみてください。

dansei200被保険者の設定
被保険者本人 男性31歳
ノンフリート等級:14等級
免許証の色:ゴールド
使用目的:日常・レジャー、
走行距離区分:5000km未満、
被保険者+配偶者に限定
居住地 東京
補償内容の設定
unten対人賠償 無制限
対物賠償 無制限(対物超過特約 50万円)
人身傷害 5000万円(搭乗中のみ)
搭乗者傷害 500万円(部位症状別払)

被保険者の条件や補償内容で設定を絞れない、設定できない場合、できるだけ近い内容で試算しています。

第9位 そんぽ24

そんぽ24(SOMPO): 27,540円
sonapoそんぽ24ですが、セゾンと同じNKSJに属する、旧日本興亜が作ったダイレクト損保です。

いまいちパッとしない印象ですが、20等級で2回目以降の継続では、長期優良割引など、代理店型損保と同じ割引を用意しています。

それぞれに会社の都合や事情もあるのでしょうが、統合してより質を高めてもらいたいと思うのは、筆者だけでしょうか?セゾン並の活躍を期待したいところですね。

 

第8位 セゾン自動車火災保険

セゾン自動車保険25,440円(-2,100円)
saisonセゾン自動車火災保険は、損保ジャパン日本興亜ホールディングス(以下:NKSJ)に属する保険会社ですが、「おとなの自動車保険」で御存知の通り、独自の提案スタイルで40代50代の契約者から高い評判を得ています。

保険も特約を個別に組み合わせて設計できるので、もっとも合理的な保険を作ることができます。

シンプルな補償から代理店型損保並の補償まで対応可能なのが強みですね。

 

第7位 ソニー損保

ソニー損保24,840円(-2,700円)
sonyダイレクト損保No1のソニー損保です。

商品の多様性、継続時の割引や走行距離のくりこし割引、そして業界初の「やさしい運転キャッシュバック型」など、見積もりだけでは見えてこない、さらに割安な保険料になる可能性がある特約が多いです。

うまくハマれば高パフォーマンスの可能性も!?

参考:ソニー損保やさしい運転キャッシュバック型自動車保険とは?

 

第6位 イーデザイン損保

イーデザイン損保24,230円(-3,310円)
edeazainそして、現在躍進が著しいイーデザイン損保は、東京海上日動火災保険のダイレクト系保険会社です。

保険料は平均的ですが、補償面が充実していて価格以上に安心が得られます。

車両保険には、新価特約や無過失事故の特約を付けることができるので新車を買った人には、ぜひ勧めたいダイレクト損保です。

 

第5位 三井ダイレクト

三井ダイレクト23,070円(-4,470円)
mitui三井ダイレクトですが、自動車保険通販自由化解禁と共に、旧三井海上火災が代理店の反対を押し切って開業した国内損保系初のダイレクト損保です。

さすがに保険料では、安さを誇っています。しかし同業他社に先んじたのですが、今ひとつ業績が伸びていないのは残念です。

現在はグループも拡大しているので、他のダイレクト系に顧客流出することがないように、商品内容等を見なおし、より補償を充実できるよう検討してもらいたいですね。

 

第4位 チューリッヒ

チューリッヒ22,960円(-4,580円)
tyuチューリッヒの保険料はダイレクト系の平均を下回る金額です。

 

 

第3位 SBI損保

SBI損保21,140円(-6,400円)
sbiSBI損保は、若年層から40代以上までも幅広い層から保険料の安さで評価を集めています。

 

 

第2位 セコム損保

セコム損保20,430円(-7,110円)
secom元は代理店型だったセコム損保は、なんと走行距離区分無しでこの価格です。

また、事故発生時に警備のセコムによる緊急対処員の現場急行サービスという独自の補償が付いているので、より安心です。

代理店型損保がちょっと本気を出すとこのくらいのことができるという良い見本だと思います。

参考:セキュリティ緊急対処員が現場に急行するセコム損保

 

第1位 アクサダイレクト

アクサダイレクト17,840円(-9,700円)
akusa第1位はアクサダイレクトになりました。

評判以上にアクサダイレクトの保険料が安くなりました。

これなら保険料の満足度において、もっと上位にランクインしても良いのでは?と思います。

参考:価格コムの自動車保険ランキングは信じてはいけない!?

 

今回のダイレクト系9社の自動車保険料まとめ

1位 アクサダイレクト: 17,840円
2位 セコム損保: 20,430円
3位 SBI損保: 21,140円
4位 チューリッヒ: 22,960円
5位 三井ダイレクト(MS&AD): 23,070円
6位 イーデザイン損保(東海日動): 24,230円
7位 ソニー損保: 24,840円
8位 セゾン自動車保険: 25,440円
9位 そんぽ24(SOMPO): 27,540円

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

各社の保険料は、それぞれの見積もりサイトを利用して個別に試算しています。

今回の試算では、ダイレクト損保にて同じ条件でも約10,000円の差が生じました。

金額は大きく変わりましたが、実際のところ補償が同じであれば、どこの保険会社を選んでもそれほど違いはありません。

なお、ダイレクト損保の保険料は、被保険者の条件次第で保険料に大きな違いが生じます。同じ条件でも40代、50代なら、また違った結果となるでしょう。

 

初心者は割引に隠れた落とし穴に注意しよう!

otosiana
今では、インターネット契約割引から、先の継続割引、早割、ゴールド免許など、各社すべてを適用しているわけではありませんが、10種以上の割引があります。

中には、インターネット契約割引のように10,000円単位の大きな割引もあり、それだけでなにか得した気分で安くなった気がします。

また、走行距離区分では、確かに走行距離が短ければ保険料が安くなります。

しかし、いずれも同じ保険会社の商品と比べての話で、他社との総合比較ではないということが問題です。

継続手続きの際、その保険会社が気に入っていて、今後も迷わず付き合って行きたいと考えているなら、継続割引や早割も考慮して決めていくことも構いません。

しかし、1番安い保険に入りたい、色々見てみたいと言う人は、ダイレクト損保各社の「割引」と言う文字の落とし穴に落ちないよう、注意して下さい。

 

迷ったらファイナンシャルプランナーに相談しよう

mayottara
ダイレクト損保には営業担当をする代理店がない分、徹底して保険料を抑え広告宣伝を行い拡販に努めています。

保険商品は、保険会社ごとにことなります。

昨今では、補償内容が充実したダイレクト損保が人気となっており、ソニー損保、イーデザイン損保、セゾン自動車火災などが注目を集めています。

しかし、肝心の補償内容を知るには、サイトにて自分で情報を読みながら理解するしかありません。

一般の人の中にも自動車保険に精通し、よく理解できる人もいれば、何度読んでみてもほとんど理解できない、と言う人もいます。

そのような人は、自動車保険をはじめとする保険商品をよく理解し、アドバイザーとしているファイナンシャルプランナー(以下:FP)に相談してみると良いかもしれません。

また、当サイトの記事を読み漁っていただくことも一考です。

もし、生命保険などの加入でFPとの関わりがあるなら、その人への相談も一つの方法です。

しかし、もっと手軽な方法として、一括見積もりサイトを利用して、比較検討することも保険を理解するには、近道といえます。実際見積もりを見ることで、特約を理解できますし各社の補償や割引方法の違いも知ることが可能です。

とりあえず、お金のかからない方法で早めに比較検討を開始することが良策となるでしょう。

 

後悔しない自動車保険を選ぶ為の3つコツ

sanhiki
自動車保険の割引を賢く利用し比較検討するには、割引金額や内容の表示に踊らされないことが大切です。

いくら割引を多く表示されていても、保険料が高ければ話になりません。割引を使った上で、同じ条件の見積もりを取って保険料を比較することが重要です。割引や必要のない特約補償に気をつけて、しっかり検討して下さい。

自動車保険を比較するコツは次の通りです。

・それぞれの割引を最大にして同じ条件にて保険料を試算して比較する
・保険内容を理解するため、FPや比較サイトを利用する
・ランキングサイトの情報が正しいとは限らない、参考程度にする

保険会社の事故対応力などが宣伝になっていますが、実際、各社にそれほど大きな差はありません。

あるとすれば、担当者の個人の能力の違いです。個性や性格も含めて人がやることなので多少の差が生じます。顧客とコミュニケーションにおいては、相性による不満も少なからず生じています。

事故の際は、保険会社の担当者に疑いを持たずに、しっかり状況や要望を伝えていくことが大切です。ダイレクト損保でも、賢く付き合って上手く利用しましょう。


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