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イーデザイン損保自動車保険の評判|安い保険料と高い事故対応力3つの理由


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2016年のオリコン日本CS調査で総合1位を獲得したイーデザイン損保は、近年の業績アップもめざましく、名実共にダイレクト自動車保険の代表的なブランドに挙げられるようになりました。

東京海上グループ直系のダイレクト損保として、同グループの事故対応サービス網を活かし、個人分野の自動車保険に特化するなどを特徴として2009年に開業したフレッシュな損害保険会社です。

開業当初より「東京海上グループ」のブランドを全面に押し出し、代理店損保加入者や外資系ダイレクトの顧客へ、信頼感を訴求する販促を続けてきました。

東京海上グループのネットワークを利用した事故対応の仕組みは、親会社の東京海上日動火災保険や同グループに所属する日新火災と同様、国内損保トップレベルの事故対応力ともっぱらの評判です。

この記事では、顧客満足度調査(以下:CS調査)各社ランキングから見える、イーデザイン損保の安い保険料と事故対応力について3つの理由を解説して参ります

CSランキングから見える!イーデザイン損保の事故対応力

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まずは、2017年の顧客満足度調査から、CSランキング各社の発表を見てみましょう。

J.D. パワー アジア・パシフィック(以下:J.D.パワー)の顧客満足度調査(2017)

契約者満足度「ダイレクト部門」:6位
事故対応満足度「ダイレクト部門」:3位 (総合5位)
新規加入者満足度「ダイレクト部門」:2位

企業のCS向上の指針となる調査内容を評価提供するJ.D.パワーのCS調査では、事故対応のみ評価対象損保の総合順位が発表され、契約者満足度と新規加入者満足度については、ダイレクト損保9社中の順位となっています。

つまり、ダイレクトの中では9社中の順位ということですから、契約者満足度調査の6位は少々期待はずれの感が否めません。しかし、新規加入者からは価格と総合満足度で高い評価を得ており、今後の契約者評価の改善が期待できそうです。

気になる事故対応満足度ですが、今回総合5位(ダイレクト部門3位)になったイーデザイン損保は、1位のチューリッヒ(701ポイント獲得!)に対し、イーデザイン損保(675ポイント)でした。

業界平均が670ポイントと発表されていますので、イーデザイン損保の事故対応満足度は平均より高く、総合3位のソニー損保(684ポイント)にはわずかに及びませんでしたが、評判通り調査結果となっています。

しかし、外資のチューリッヒ保険やダイレクト自動車保険売上No.1のソニー損保の後塵を拝したことは、3メガ損保、東京海上グループの一翼を担うダイレクト損保のイーデザインとしては、さらに上を目指して欲しいところです。

ちなみに東京海上日動火災保険(以下:東京海上日動)は、総合第2位とこちらも評判通りです。

ところでイーデザイン損保は、東京海上日動の損害調査サービスセンター(以下:SC)を活用する仕組みですが、事故担当者対応と調査/認定結果の項目が東京海上日動よりもレーティングで1段下がった評価になっています。

基本的に同じSCを利用しているので、保険会社によって扱いが違うのかと勘ぐってしまいます。ほぼ同じポイントの獲得を期待しています。

オリコン日本CS顧客満足度調査(2016)(以下:オリコンCS)

「総合」、第1位
項目別「加入/更新手続き」、第3位
項目別「商品内容の充実度」、第3位
項目別「保険料」、第3位
項目別「事故対応」、第2位
項目別「調査/認定結果」、第3位
項目別「受取額・支払いスピード」、第1位
項目別「サポートサービス」、第3位

再利用意向の意識調査、第2位(85.69%)

年代別「20代~30代」、ベスト5圏外
年代別「30代」、第1位
年代別「40代」、第4位
年代別「50代」、第1位

オリコン日本CSの調査結果では、J.D.パワーの結果以上にイーデザイン損保の評価が高くなっています。総合第1位と共に注目すべきは、事故対応に関連する4項目(※)で1位~3位を獲得しているところです。

(※:事故対応、調査/認定結果、受取額・支払いスピード、サポートサービスの4項目)

30代から50代までの評価も高く、東京海上グループの実力に相応した内容と言えるでしょう。少しでき過ぎの感もありますが、バランスの取れた良い結果と見て良いでしょう。

「再利用意向の意識調査」では、上位ランキングがほとんどダイレクト損保になっていることから、低価格な保険料とネットをフル活用した加入のしやすさなどが、好評価につながっているようです。

イーデザイン損保では、2017年より警備会社SECOMの緊急対処員による現場急行サービスを導入するなど、ダイレクト自動車保険が提供する新たなスタンダードサービスにも対応しています。

ところで年代別の評価では、他社に劣らない低価格の保険料と業界トップクラスの顧客サービスがあるにもかかわらず、20~30代の順位が低くなったようです。

このような順位の大きなバラつきが生じていますが、イーデザイン損保は、若い人の保険料が比較的安く、事故対応も優れています。筆者に見立てでは、30代、50代においての第1位という評価が総合的に見ても妥当な順位ではないかと思います。

20歳以下の新規契約の引受が可能なダイレクトで保険料も安い三井ダイレクトがベスト5圏外、30代、50代の第1位など、結果に若干偏りが生じていると考え見た方が間違いないと考えられます。

他社もそうですが「オリコン日本CS顧客満足度調査」の評価結果は参考程度とするようおすすめします。

価格.com 自動車保険満足度 2017

総合、第6位
項目別「保険料」、第7位
項目別「補償内容」、第6位
項目別「顧客対応」、ベスト10圏外
項目別「事故対応」、ベスト10圏外

価格.com CSの評価は、当サイトでも以前から指摘しているように偏りが大きく、外部機関依頼による調査も今ひとつ信ぴょう性に乏しい結果です。

総合6位とありますが、顧客対応、事故対応が共にベスト10圏外となっています。

オリコン日本CS調査とは、正反対に「事故対応」で第2位、J.D.パワーの調査では総合5位を獲得したイーデザイン損保がランク外となっており、「アンケート対象者に偏りがあるのでは?」と思わざるを得ません。

特に解せないのは、事故対応で高い代理店損保各社について、特約など豊富に取りそろえ充実した補償にもかかわわらず、補償内容のランキングでは「東京海上日動8位」が代理店型損保の最高位ランクだということです。

このようなことから当サイトでは、「価格.com CS」の偏向した調査の結果と評価を疑問視しており、「評価は参考程度で良い」と申し添えておきます。

価格コムの自動車保険ランキングは信じてはいけない!?

イーデザイン損保は自動車保険専門のダイレクト損保

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イーデザイン損保は、他のダイレクト損保とは若干違っており、開業はもっとも遅い2009年からで、現在まで自動車保険のみを取り扱っています。

また、他の国内メガ損保グループのダイレクト損保とは違い、近年になって新しく東京海上グループ直系のダイレクト損保として生まれています。

ライバル他社のメガ損保系のダイレクトは、三井ダイレクト、セゾン自動車火災、そんぽ24など3社ありますが、それぞれ親会社の国内メガ損保とは独立したカタチで開業しています。

今でこそ、グループ企業であることをCMなどでも公言するようになりましたが、以前はイーデザイン損保ほど明確なアピールはありませんでした。

そうした点も含め国内損保トップの歴史を持つ東京海上グループのブランド力を「事故対応力」と「商品力」に結びつけています。

実のところイーデザイン損保自体は、皆さんが驚かれるくらい小規模な損害保険会社です。

売上も、東京海上日動の自動車保険の正味保険料と比べて約50分の1以下と、グループ内においても1.5%ほどのシェアに過ぎません。

それでも、これだけの知名度ですから、広告宣伝の力と東京海上グループのブランド力が大きく影響しているなと感じます。

実際、東京海上日動の代理店型自動車保険から、もしダイレクトに乗り換えるとしたら、多くのユーザーがイーデザイン損保の自動車保険を比較検討の1社に加えることでしょう。

イーデザイン損保は、近年、ダイレクト損保各社への個人顧客の流出を防ぐため、東京海上グループのダイレクト損保として「安い保険料で高い事故対応力」を提供するという、重要な役割を担っています。

過去3年間の業績は?

イーデザイン損保は、顧客満足度のアップに比例して売上も上昇しており、顧客への誠実な姿勢が業績にも表れています。

まずは、過去3年間の業績について、自動車保険売上を表す「正味収入保険料」と保険金支払いの割合を示す「損害率」のデータを見てみましょう。

事業年度:収入保険料/損害率
2014年度:16,713百万円/64.5%
2015年度:20,756百万円/59.2%
2016年度:25,424百万円/60.6%

ここ数年の業績は横ばいが続いているライバル他社もある中で、イーデザイン損保は驚異的な売上アップを示しており、こうした傾向は今後も続くと考えられます。

しかも、損害率の数字は、大手損保並みの割合に抑えられており、事業内容も安定的と言えます。

2016年度は、自動車販売に活気が戻り、顧客サービスの好評価と事業撤退したアメリカンホーム流出顧客の流入などもあり、好条件が重なりました。

2017年以降、事故現場へのかけつけサービスなどの追加により、事故対応や新規契約者からの満足度はさらに上がると考えられます。今後も安い保険料と高い事故対応力を期待しましょう。

イーデザイン損保が属する東京海上グループの事故対応力の秘密

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さて、イーデザイン損保の事故対応力がそれほど評価されるのはなぜか?

この答えは、保険会社のシェアとグループ企業のコンセンサスの統一により実現されているのですが、国内自動車保険市場の3割を超えるシェアを占めるとされる、東京海上グループです。

つまり、同じ東京海上グループの契約者が事故の相手となる確率が3台に1台の割合になってきます。

したがって相手方保険会社が同一グループともなれば、無理な交渉も避けられ時間の無駄が生じることなく、示談交渉も自ずとスムーズになります。

こうしたことは、損保ジャパン日本興亜やMS&ADホールディングスでも可能なはずですが、事故対応のコンセンサスまで統一されている様子はありません。

そうした点は、元々東京海上が損保市場のシェアで圧倒的な規模を誇り、現在までも一貫して、グループで統一した方向性を示していることです。

こうしたことから、同グループの小規模なイーデザイン損保や日新火災でも、事故対応力が顧客に評価されるようになっているものと考えられます。

実際、東京海上の事故対応は、30年来もっとも高いレベルの補償内容の提供と合わせ、豊富な経験により余裕のある交渉力を持っています。

元々、企業のフトコロに余裕があるためなのか、無理な交渉を継続することは顧客のプラスにならないとして、ゴリ押しをするような交渉をしないことでも知られています。

事故対応のみならず、保険事業運営にもっとも優れた損保グループだと筆者は見ています。

自動車保険を比べるなら保険料と共に補償と特約をチェック!

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ダイレクト損保のコマーシャルは、格安保険料に割引、万一の事故対応に終止する内容が目につきます。

しかしイーデザイン損保の真骨頂は、各年齢層で安い保険料と事故対応に裏付けされた充実の補償内容です。

CSランキングの契約者評価は1位の獲得を逃していますが、プロ代理店の多くがイーデザイン損保を推しており、私もオススメしています。その理由をかんたんにご案内しましょう。

安い保険料を判断するには?

ちまたでは、ファイナンシャル・プランナー(以下:F・P)の意見がよく見られ、「インターネット割引(10,000円)が毎年適用になる」など、おすすめのポイントの理由と言っていますが、そんなことはあまり重要ではありません。

保険料は、名目上の割引より保険料としての総支払い額が重要であり、安い自動車保険を見つけるには補償条件をそろえて、見積もり比較することが賢明な方法です。

そもそも保険料については、同じ補償を他社と比べてどれだけ安く入れるか?ということがポイントになるので、総保険料が安いことに注目しましょう。

イーデザイン損保の優れた補償とは?

補償については、他社で入れない優れた補償特約の組み合わせが、イーデザイン損保にはあります。

例えば、車両保険の「新価特約+車両無過失事故特約」です。

ダイレクト自動車保険において、この組み合わせの補償は、他にセゾン自動車火災でしか取り扱われていません。新価特約と車両無過失事故に関する特約とは、どういう補償か少し解説します。

車両新価特約:
車両保険を使う事故で修理見積もり金額が、車両保険金額の50%を超える場合、車両保険金額を上限に再取得費用として保険金が支払われるというものです。

新車の場合に限りませんが、車両金額の半損に至る損害の修復では、多くのケースで車体の骨格レベルまで損害を受けていることがほとんどです。

できれば、新車に買い替えをしたいというのがオーナーの正直な気持ちでしょう。

新価特約は、そうした事故の損害をカバーする頼もしい補償です。

車両無過失事故に関する特約:
この特約は、相手方100%過失のもらい事故において生じた損害を、車両保険で補うものです。

こうした事故案件では、従来から車両保険によるリカバーを行っていますが、この特約ではさらに顧客の等級ダウンリスクを補い、相手方100%過失の事故による損害に限り、車両保険を使っても翌年のノンフリート等級が3等級ダウンしないようになります。

つまり自分が無過失のもらい事故に遭った場合、車両保険を使って損害をしっかりカバーしてくれる特約ということです。

いずれの特約も車両保険との連動ですが、両方を一緒に入れるのは、イーデザイン損保とセゾン自動車火災だけです。

また、弁護士費用特約、ロードサービスなどは基本的な補償にも自動付帯となっており、補償そのものが事故対応で顧客に抜群のフォローを提供できるように作られています。

こうした点をもう少し上手にCMで伝えてもらえば、さらに契約者からの評価が上がることでしょう。東京海上グループの事故対応力以上に、保険商品の魅力をしっかり広めてもらいたいと思います。

イーデザイン損保なら、あのSBI損保より安い!

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オリコンCSにて、30代と50代の顧客から支持を集めているイーデザイン損保、ここでは、35歳の契約者を例に見積もり比較をして検討しましょう。

保険料は本当に安い?

まず、保険料について、安いと評判のSBI損保と比較してみました。
被保険者とクルマの諸条件は以下のとおりです。

初度登録:平成29年10月
ホンダ N-BOX(JF4)
適用等級:14等級
30歳以上を補償(イーデザイン損保)/26歳以上を補償(SBI損保)
日常・レジャー(3,000km~5,000km)
被保険者本人に限定
被保険者本人 女性35歳
居住地 東京
※インターネット割引 早割 e証券 新車 可能な割引は全て算入

対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
人身傷害 3000万円
搭乗者傷害 1000万円
一般車両保険 225万円(免責1回目5万円 2回目以降10万円)

弁護士費用特約
対物超過修理費用補償特約

試算の結果は以下のとおり

【イーデザイン損保】
一般車両付き:32,980円
エコノミー車両付き:26,340円
車両保険無し:19,240円
【SBI損保」
一般車両付き:36,420円
エコノミー車両付き:28,020円
車両保険無し:18,950円

14等級50%割引になる満期継続で上記の内容の場合、イーデザイン損保の方が3,440円も保険料が安くなります。(一般車両保険)このように見積もり比較をしてみるとよくわかりますね。

しかしイーデザイン損保には、新価特約や車両無過失事故に関する特約など、新車ユーザーに欲しい特約もあるので、補償をよく検討して契約しましょう。

このように見積もり額の単純比較ではわからない側面もあるので、安いダイレクト自動車保険でも複数社と比較して検討することが賢い選び方です。

保険料の見積もり比較は、当サイトのトップページの「自動車保険14社の一括見積もり比較」も参考にご覧下さい。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

まとめ:イーデザイン損保の安い保険料と高い事故対応力3つの理由

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イーデザイン損保を推すプロ代理店が多いのは、安い保険料でも事故対応力と商品力があるからです。 イーデザイン損保の優れたポイントをまとめてみます。

① 東京海上グループの事故調査ネットワークによる優れた事故対応力
② ダイレクト損保では類まれな補償内容と商品力
③ 社員が少ないスリム化がもっとも進んだダイレクトなので保険料が安い

その他にもイーデザイン損保では、ダイレクト損保が比較的懸念を示したり、引受除外としている20歳未満の「年齢を問わず補償」をカバーする、18歳以上を対象とした保険契約の引受も積極的に取り組んでいます。

プロ代理店がオススメする自動車保険は、事故で喪失する損害をカバーしながら安く保険を設計することが重要だと考えます。

いくら保険料が安くても実際の事故で保険カバーがされず、ユーザーの持ち出しが増えてしまえば、それこそ本末転倒です。

その点から見るとイーデザイン損保の商品は、リスクに対し必要補償だけを確実にカバーすることができるので、多くのユーザーにフィットする自動車保険だと考えられます。

損保会社の社会的責任の一端を担う、東京海上グループの「イーデザイン損保」は、今後免許取得後の若い初心者ドライバーから高齢者ドライバーまでも支持も集め、加入者がさらに増えることでしょう。

↓ 下の一括査定で「イーデザイン損保」と大手19社の保険料を比較できます。

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