1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

東京海上日動は事故対応の交渉力強いがランキング評価は低い?


tokyo

東京海上日動火災保険(以下:東京海上日動)は、国産乗用車が開花したモータリゼーションの時代から自動車保険業界のリーダーたる地位を確固たるものとしてきました。

100年を超える歴史を持つ東京海上日動の名は、ブランド力においても最強です。

特に40代より上の人達の中には、損害保険なら東京海上日動と言ってはばからない人も少なくありません。

大型の代理店系損保ゆえに企業向けの賠償保険や火災保険など、あらゆる損保商品を取り扱う保険会社として、日本の社会を支えてきました。

そうした企業との関係もあって、東京海上日動に信頼を寄せるユーザーが多いことにもつながっています。

この記事では、東京海上日動が「保険料が高い」と言われる代理店系損保にありながらも高いシェアを保ち、顧客の心を掴んでいる同社の本質を探ってみます。

顧客満足度調査ランキングから見る東京海上日動の評判

2015年に行われた顧客満足度調査のランキングについて、各社の発表を見てみましょう。

jdpower

・J.D. パワー アジア・パシフィック(以下:J.D.パワー)の2015年CSランキング

顧客満足総合「代理店系損保部門」:4位(609p)
新規加入者「代理店系損保部門」:6位(559p)
(代理店系損保7社中の順位)

事故対応「総合」:8位(675p)
(総合:代理店系7社とダイレクト系9社を合わせた16社中の順位)

J.D.パワーのCS調査を見ると、顧客満足度総合で代理店損保7社中4位でありながら、新規加入者からの評価があまり良くありません。

この新規加入者の満足度調査は、純新規と更改新規のユーザーを対象に保険契約の内容と代理店/保険会社の対応、そして保険料を対象に詳細なアンケートが実施されています。

また、総合的な顧客満足度と事故対応を見てみるとどちらも中位のポジションに有りますが、いずれも東京海上日動の業界内の実質的なシェアと比例しない結果でした。

東京海上日動は、国内の自動車保険において、収入保険料シェア約25%の実績を持つ大きな保険会社ですが、保険料について決して安いとは言えません。

しかし現実的には、圧倒的なシェアを維持している同社には、インターネットの調査だけでは量れない、東京海上日動を支持する顧客の存在をうかがい知ることができます。

orikon

・2015オリコン日本CS顧客満足度調査

「総合」、第9位
項目別「加入手続き」、第8位
項目別「商品のわかりやすさ」、第10位
項目別「商品の充実度」、第7位
項目別「コールセンター対応」、第4位
項目別「事故担当者の対応」、第4位
項目別「受取額・支払いスピード」、第2位
項目別「保険料」、ランク外
項目別「アフターフォロー」、第5位
項目別「サポートサービス」、第10位
項目別「会社の信頼性」、第1位

年代別「30代」、第8位
年代別「40代」、第8位
年代別「50代」、第8位

残念ながら、総合9位となりましたが、ダイレクト系損保に優位な結果が出やすいインターネットからの調査において、代理店系の損保としては検討した結果だと思われます。

項目別では、加入時の代理店の提案や説明など代理店の質によって評価が分かれやすい、加入手続きや商品のわかりやすさ、充実度においてそれぞれ10位以内にランクインしたのは、大検討だと思います。

現実には、商品の充実度においてはトップランクであり、補償の種類や厚さはダイレクト損保とは比較にならないほど豊富です。

特筆すべきは、事故対応に関わるコールセンター、担当者の対応、保険金支払いについてです。この各部門については、東京海上日動をはじめとする、同グループが最も得意としていることを証明する結果が示されたと考えられます。

保険料については、予想通りの結果になりました。インターネットユーザーが中心のアンケート調査では、あたりまえの結果でしたが、加入する代理店次第で高く感じる度合いにも違いが見られるようです。

会社の信頼性においては、第1位となっており、同社の業績を正確に表した結果になっています。

2000年前後から続いてきた国内損保の合併、統合において、旧東京海上を中心に最も良い形で落ち着いたのが東京海上日動です。大きな損害保険会社は他にも有りますが、他の大型損保と比べて「寄せ集め感」がないのが、東京海上日動の良いところでしょう。

各年代で平均的に評価が集まっているのも東京海上日動の特徴といえるかもしれません。東京海上日動のブランド力が感じられるランキング結果でした。

kakaku

・価格.com 自動車保険満足度 2016
総合、ランク外
項目別「保険料」ランク外
項目別「補償内容」第8位
項目別「顧客対応」第5位
項目別「事故対応」第5位

価格.comの顧客満足度調査においては、多少疑問を呈するところがあります。

ダイレクト系損保に有意な結果が出やすいのは致し方無いとしても、東京海上日動が顧客対応や事故対応において、他の国内代理店系損保に後れを取るとは考えにくいからです。

とは言え、1位から10位までのポイントは僅差であり、順位に固執することも無いと思われます。

東京海上日動自社調査の結果

東京海上日動では、自社顧客へのアンケートなどから、顧客満足度として評価を開示しています。

アンケートは、2014年4月から2015年3月まで、1年を通じて実施されたものです。

契約手続き、各種サービスに関する満足度では、「満足/やや満足」の評価結果が81.3%としており、「どちらでもない」までを合わせていないところに企業姿勢の誠実さが伺えます。

また同様に事故対応に関するサービス全般の満足度においても、「大変満足~やや満足」を対象とした集計が約92.1%としています。

多くのダイレクト損保の自社評価では、「どちらでもない」までを、満足の範疇に入れて割合を公表しています。

ここでは、ダイレクト各社との比較をするため東京海上日動の自社評価から、ダイレクト各社と同様「大変満足~どちらとも言えない」までを合計しなおしてみました。

契約手続き、各種サービス:96.5%
事故対応サービス:約96%

注意:当サイトが比較のため、東京海上日動の集計結果を再集計した評価結果であり、東京海上日動が公表している内容とは異なります。

ランキング総評

ランキング各社の結果は、良くも悪くもインターネットからのアンケートであることが特徴づけられた内容でした。

しかし、自社の顧客アンケートによる満足度の結果については、ダイレクト損保各社の自社評価スタイルに置き換えると96%を超える結果となり、面目躍如と言った結果と言えるでしょう。

インターネットから個人顧客を対象としたアンケートでは、その内容からも偏りがあるので、決して鵜呑みにせず参考程度に留置いて、自身の目で確認しておくことが大切です。

こちらで東京海上日動を含む大手20社の保険料を比べて、一番安いプラン探せます。
>>自動車保険の大手20社最安比較

(※ネットの一括査定は、ネット割引が適用されて、お店で入るよりも安くなるのでオススメです)

・他社の事故対応ランキングについては、こちらの記事をご確認下さい。
自動車保険の事故対応の顧客満足度ランキングを徹底比較! 

ダイレクト損保とは交渉力が違う?東京海上日動の事故対応力の理由

tokyozikotaiou

交通事故の事故対応力とは、高い交渉力に比例するのでしょうか?

東京海上日動の高い事故対応力の理由をいくつか挙げてみました。

交渉力より調整力

事故担当者に必要な交渉力はほんの少しだけと言ってもいいでしょう。優秀な事故担当者に必要な資質は「調整力」です。

契約者と事故の相手の話を聞いて、折り合いを付けるための調整を行うのが担当者の役目になります。

自動車保険には「示談交渉サービス」という、いかにも相手との交渉力があるかのごとくサービスが書かれていますが、本当に法的な交渉が必要な相手や状況では弁護士の力を借りて事故解決に導きます。

事故の過失割合については、過去の膨大な交通事故判例を用いあてはめて行く作業ですから、ほとんどのケースで前例があり、過失割合が極端に逸脱するようなこともありません。

状況にもよりますが、契約者に過失が多い事故であれば、多少譲ってでも解決を早める交渉を行うこともあります。

もちろんその逆に、相手から多少でも多く賠償金を支払ってもらうことを、求めることも行います。そのようなときは、過去の多くの事例や担当者の経験値が優れた調整力を発揮しているのです。

素早い保険金支払い

保険金支払いについて、東京海上ホールディングスに所属する東京海上日動をはじめとする3社は、速やかで満足度が高いことが知られています。

前項の中で挙げた「オリコン日本CSランキング」においても、事故保険金の支払などが速やかであり、相手方への支払いも同様との評判です。

事故の相手との示談交渉では、保険金支払いの速さが示談までの解決日数短縮につながると言われています。

保険金支払いを早くすれば相手との交渉も速やかになり、解決が早くなるのです。

この点を踏まえ、東京海上日動の保険金支払いを早くするように努めており、実際トップクラスです。

事故の相手は約3台に1台が東京海上グループの契約者

現実問題としてシェアの大きな損保は、事故の相手が自社、または、系列グループの損保となることが多く、東京海上日動の場合、約3台に1台近くの割合で同じ保険グループの保険会社と交渉することになります。

つまり、相手が自社ユーザーの場合、保険会社内の損失については、交渉したところで変わりません。従って、そのような場合は、どちらの担当者も契約者への速やかな報告と共に提案、過失割合の譲歩等を提案します。

あまり良い言い方ではありませんが、保険会社としては、どちらに転んでも保険金の総支払額は同じです。無理に交渉を進めることによるタイムロスを抑えるように努めています。

保険会社の体力と資質

今は、総保険料ベースで第3位となっている東京海上日動です。

現在、1位と2位の2大保険グループは、20年前の保険業界再編前まで遡れば、2位から中堅どころの安田火災、三井海上、住友海上、大東京火災、千代田火災、日本火災、興亜火災などが合併吸収をしながら大きくなっただけの損保です。

業界再編前に圧倒的なシェアを持っていたのが業界トップの東京海上でした。

業界再編が進む中で財務体質の良い東京海上と日動火災は、慎重に合併を行なった結果、最も利益効率の良い損保会社となりました。

損害保険会社は、保険料を収入として、事故による保険金支払いのマイナスの他、代理店手数料の支払い、保険会社の運営費が大きくかかります。

代理店手数料も膨大と言われますが、東京海上日動には、優秀な専業代理店と大手ディーラー代理店、勤務先などに設置された企業代理店が有ります。

東京海上日動は、自社の合併などに気を取られず地道に代理店の整理を進めてきたので、利益率の低い代理店はおおかた整理されています。

また、他の2大損保グループと比べて従業員数が圧倒的に少なく、高効率な運営が進められています。

言い換えれば、「最も懐が温かい損保」と言ってもいいでしょう。

他の2大損保と不用意にコールセンターや事故SCを拡大したダイレクト系損保は、利益率の悪化が目立って来ているので、保険金支払いも悪くなる傾向があります。

事故対応力の評判は、保険金支払いのスムーズさからも見て取ることができます。

プロ代理店から見た東京海上日動との示談交渉

筆者の実体験からお話すると、最も常識感のある事故担当者が多いという印象です。

損保会社の資質の部分ですが、支払いに余力があるからなのか、無理強いするような示談交渉を受けた記憶がありません。

新車の販売に携わっていた頃から、ユーザーの事故対応は積極的に取り組んだのですが、加害者、被害者どちらの立場でも難しい案件はありませんでした。

たまたま運が良かったのかもしれませんが、昭和の時代から総じて保険金支払が良いと評判だったことは間違いありません。

各種の企業顧客の契約を保有している

東京海上日動は、代理店損保の中において、優れた専業代理店を数多く有しています。

そうした専業代理店の多くは、ダイレクト損保がほとんど保有しない、法人契約を有しています。企業向けの損保商品は、当然に企業運営に必須となる業務用の賠償責任保険から、法人が保有する商品や動産、不動産などの資産を守る火災保険や動産保険があります。

こうした保険の開発や販売において、東京海上日動とその専業代理店が企業を研究し日頃から接点を持っています。

交通事故の相手は、個人に限らず相手車両や物損の損害賠償先が企業であることの方が多いくらいですから、様々な企業を知っているということは、事故対応においても効果的です。

このような事故において、速やかな損害の算出ができるのが東京海上日動の強みといえるでしょう。状況によっては、修理や什器備品の再調達など被害者からの相談にも対応が可能です。

例えば、契約者の車が店舗に突っ込んでしまった時、お店によって異なる物損の速やかな損害の見積りを元に相手との交渉を行います。

そして、2次的な利益損害の発生を予想し、速やかな現状復旧に向けて対応していくことができます。

ダイレクト系損保と比べるとこのような点は、間違いなく有利に働くポイントになっています。

つまり、被害者が誰でも様々な経験と実績を蓄積しているので、対応力の幅が大きいといえるでしょう。

東京海上日動の自動車保険に入るなら専業代理店からの加入が良い

tokyosengyou

代理店系損保の東京海上日動は、どのような代理店から加入すると良いのでしょうか? 答えは、専業代理店からがベストです。

代表的な代理店のタイプと選択の良し悪しの理由を挙げてみますので、加入時の参考にして下さい。

自動車関連の兼業代理店

新車ディーラー、中古車販売店、修理工場、板金工場などが挙げられます。

自動車に関わる業種ですから、自動車保険販売の本流です。

しかし、中古車販売業、新車販売ディーラーの経験、板金工場や修理工場など関連業者とも長く関わってきた筆者の経験からは、残念ですがお勧めできません。

理由は、自動車関連業種とは言え、あくまでも副業だからです。

保険の販売は、ほとんど未投資で可能ですし、顧客イコール自動車保険加入者ですから販売が容易です。

だから保険会社は代理店契約を結びたがり、自動車関連業者も保険代理店になりたがります。

しかし、副業でやっているので、保険に関しての知識に乏しい代理店がほとんどであり、不勉強な担当者が大半を占めています。

事故対応はおろか、保険金請求のための必要書類の書き方や相談なども保険会社任せになります。

ロードサービスが自動車保険によって提供されるようになってからは、事故対応力の低下に拍車がかかったようにも思えます。

その割には、事故の修理車両の入庫を自社工場に即すなど、自己都合だけが目立ってきています。

もちろん、保険商品の勉強にも怠りなく、事故対応から顧客へのフォローまでしっかりした担当者がいることは否定しません。

とても稀ですが、そういう担当者ならばきっとプランニングや説明にも怠りなく、不明点にもしっかり回答してくれるはずです。

特約部分など質問をしても回答がスッキリしなければ、躊躇なく断るほうが賢明です。

また、東京海上日動には、自動車保険の関連商品として「超保険」が有ります。通常ディーラーなどの副業代理店では販売していないので、選択肢が狭いということも勧めない理由の一つになります。

勤務先等の企業代理店

選択肢として勤務先の総務などに設置された企業代理店もありますが、専任者による相談と提案、説明が必須です。

なお、自動車関連業種の副業代理店同様、事故対応はほとんど期待できません。企業代理店には、自動車の運転が未経験の人もいるので、期待はおろか事故について全く予備知識がなく、ちぐはぐな対応になることさえあります。

また、事故を起こした時、その内容を勤務先に知られることとなりますので、余り気持ちの良いものではありません。

わずかに保険料が安いことを前面にプッシュされることも有りますが、自分のリスクをカバーする自動車保険を預けるには、心もとない代理店です。

銀行の企業代理店

勤務先の企業代理店同様にお勧めしません。

事故対応の期待もできませんし、事故を起こした時に銀行に知られるのも余り気分が良いものではありません。

当然のごとく事故対応などは、保険会社任せになることがほとんどですから、お付き合いでの加入は小口の傷害保険、医療保険など、ほどほどにしたほうが良さそうです。

専業代理店(プロ代理店)

損害保険、生命保険の販売を生業とするプロフェッショナルの代理店です。

自動車保険商品を始め、多くの保険商品の取扱が有り、相談や提案に応じてもらえます。

東京海上日動の専業代理店は、多少の差がありますが、ファイナンシャルプランナーとしての教育を受けた有資格者が多く存在します。

従って顧客にとって、保険料コストもリスクのひとつとして数え、しっかりと緻密な提案を期待することができます。もちろん、事故対応も十分に期待して加入できます。

代理店系損保の東京海上日動の自動車保険は、正直言って現代では高い自動車保険のひとつです。

それ故に代理店手数料分もしっかり働いてくれる専業代理店から加入することが、最良の選択になるでしょう。

まとめ:東京海上日動が選ばれる3つの理由

tokyo3tu

東京海上日動の自動車保険が「高い!」と言われながらも選ばれるのには、3つの理由があるからです。

・東京海上の時代から培ってきたブランド力による信頼
・保険金支払い実績や事故対応件数に裏付けられた事故対応力
・「超保険」など保険商品の提案力と事故対応ができる専業代理店の存在

ダイレクト損保と比べ見積もり条件によっては、1.5倍を超える保険料になることもある東京海上日動の自動車保険ですが、今持って加入者の高い支持を得ています。

この事実から、保険料が安いことは、必ずしも自動車保険に取って重要な要素ではないと言えるでしょう。

少なくとも、事故を起こした時に生じる面倒の多くを、しっかり背負ってくれると期待できるのが東京海上日動です。

今年の更改契約時に検討する損保として、東京海上日動も加えてみてはいかがでしょうか?

↓ 下の一括査定で「東京海上日動」と大手20社の保険料を比較できます。


  関連記事