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保険料が高い!あいおいニッセイ同和の自動車保険タフの評判とCS評価


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あいおいニッセイ同和損害保険(以下:あいおいニッセイ同和損保)は、MS&ADホールディングスの片翼を担う、日本の大手損保です。

自動車保険の販売は、トヨタディーラーをはじめとする自動車関連業者によるモーターチャンネル、保険販売専業のプロ代理店チャネル、そして、生命保険のニッセイグループなどを中心とした企業代理店チャネルなどを中心に展開しています。

合併前の旧あいおい損保は、自動車保険に強い会社でしたが、2010年のニッセイ同和損保との合併以降、顧客の評判や保険料について評価の悪化が目立っています。

他の大型損保がCS調査ランキングの評判を維持する中、あいおいニッセイ同和損保の評価は、ペスト10圏外に落ち込んでおり現在や今後の顧客対応が気になるところです。

この記事では、CS調査各社のランキング結果と直近3年間の業績から「あいおいニッセイ同和損保」の評判を探ると共に、ダイレクト系損保、代理店系中堅損保の自動車保険と比較見積もりを行い、高い保険料が本当なのか検証して参ります。

CS評価が低い!あいおいニッセイ同和損保の評判

自動車保険CSランキング各社が実施した、2016-2017年度の顧客満足度調査結果を見ながら、あいおいニッセイ同和損保の保険商品や顧客対応、事故対応の評価を参考に考察してみましょう。

J.D. パワー アジア・パシフィック(以下:J.D.パワー)の2017年CSランキング

契約者満足度調査「代理店系損保部門」:8位/9社中(605p)
事故対応満足度調査「総合」:11位(642p)(評価対象損保17社中の順位)
新規加入者満足度調査「代理店系損保部門」:8位/8社中(574p)

大変残念なことに2015年に確認したCSランキングよりも悪化しており、あいおいニッセイ同和損保の評判はさらに落ちてしまったようです。

CS評価の顧客満足度調査は、代理店型損保部門において「契約者満足度」ワースト2位、「新規加入者満足度」最下位に沈み、この2年の間に改善などの様子は感じられません。

2010年より経営統合している「MS&ADホールディングス」の片翼となる、三井住友海上の結果(契約者7位/新規加入者5位)と比較しても、あまりに悪くかなり失望しました。

また、事故対応についても、業界平均を下回る総合11位となっており代理店型損保の強みをいかしきれていません。(三井住友海上6位)

ダイレクト自動車保険の強いインターネット調査では、代理店型ゆえに評価は低くなりがちですが、元来自動車保険に強みを持っていた「あいおい損保」が中心になって合併統合した損害保険会社ということを踏まえると、とても残念な結果でした。

J.D.パワー.の評価は、比較的信頼性が高いものですが個人を対象としたインターネットからの調査ゆえに、あいおいニッセイ同和損保のような代理店型損保には、かなり分が悪くなる傾向があるようです。

2016オリコン日本CS顧客満足度調査

「総合」、17位(最下位)
項目別「加入・更新手続き」、ランク外
項目別「商品の充実度」、ランク外
項目別「保険料」、ランク外
項目別「事故対応」、ランク外
項目別「調査・認定結果」、ランク外
項目別「受取額・支払いスピード」、ランク外
項目別「サポートサービス」、ランク外

再利用意向の意識調査、第15位/17社中(75.80%)

年代別「10・20代」、第5位
年代別「30代」、ランク外
年代別「40代」、ランク外
年代別「50代」、ランク外

代理店型損保満足度、第9位/9社中

オリコン日本CSの評価では、ほぼ全滅といっても過言ではない結果となり、J.D.パワーのCS評価を裏付ける形になっています。 ただし、オリコン日本CSの調査は、ダイレクト損保に良い結果が出やすいということもあります。

現在、ライバルと目される三井住友海上や東京海上日動火災、損保ジャパン日本興亜がランキング10位以内に入り奮闘する中にあって、あいおいニッセイ同和損保への評価結果は残念でした。

あいおいニッセイ同和損保は、インターネットにおけるCS評価に対して鈍感になっているのかもしれません。

価格.com 自動車保険満足度 2017

総合、ランク外
項目別「保険料」、ランク外
項目別「補償内容」、ランク外
項目別「顧客対応」、ランク外
項目別「事故対応」、ランク外

価格.comのCS評価において、あいおいニッセイ同和損保は、全項目ランク外でした。

2015年調査の確認時には、顧客対応3位、事故対応7位と、代理店型損保の強みを発揮していたのですが、今回は、ライバル他社に大きく水を開けられてしまい、不甲斐ない結果でした。

顧客満足度調査CSランキングの総評

あいおいニッセイ同和について、筆者の見当では、三井住友海上の少し下くらいの順位が順当な実力と読んでいたのですが、2010年の合併以降、カスタマーサービスの低下が進み、今回はこのような結果になりました。

同社には、運転免許初心者の利用に向けた商品、1日型自動車保険「ワンデーサポーター」と、はじめて加入する人向けの「純新規契約者限定パーソナル自動車保険」など、損害率の高い若年層にも適切な保険商品の供給を行なっています。

近年は、ダイレクト損保などが高リスクのため契約を避けている若者に対し、積極的な商品開発と供給を取り組む姿勢は、もう少し正しく理解され評価されても良いと思います。

しかし、今回の顧客満足度調査CSランキング結果を見たところでは、あいおいニッセイ同和損保と代理店のレベルが、明らかに低下していると考えざるを得ない状況です。

代理店型損保といえども、事故対応は保険会社が直接顧客と接するところですから、その対応に評価が集まらないということは、同社の顧客対応の低下を如実に表しているものと考えられるでしょう。

また、保険商品の理解や顧客対応の直接の接客は代理店ということから、商品や価格、顧客対応のポイント低下は、代理店への不満が表れた結果と見ることができます。

なお、インターネットを活用したアンケート調査では、価格重視の傾向となり、ダイレクト損保に有利に結果が偏る傾向があります。 CSランキングの結果は、損保選びの参考にする程度とし、加入の際は必ず見積もりを集め比較検討することをおすすめします。

自社アンケートの公表内容でわかる、あいおいニッセイ同和損保の実力

顧客アンケートによる自社調査の結果

あいおいニッセイ同和損保では、自社顧客へのアンケートを実施し(2015年度)、「事故対応お客様満足度」の集計結果を公表しています。

アンケートでは、「満足」の評価結果が70.3%、「ほぼ満足」の24.4%までを合わせると、94.7%の人が満足しているとわかります。

また、同社のアンケートでは「普通」の回答がなく、残りの5.3%は「不満」1.9%と「やや不満」3.4%となり、事故対応に対する顧客が感じた良し悪しを明確にしています。

多くの自社アンケートは、「普通」に該当する選択が用意されており、あいまいな回答を誘導する傾向がありますが、損保がサービス改善のため顧客対応の良し悪しについて求めるならば、最初からあいまいな回答を求めない姿勢こそが重要です。

前項では、外部の顧客満足度調査機関による散々なアンケート結果を見てきましたが、自社顧客へのアンケートでは、CSランキングの結果から想像するほど不満を訴える人は少ないようです。

やや不満と回答した3.4%の顧客は、サービスセンターと代理店との連携によるフォローがあれば、もう少しで「ほぼ満足」に転換できる可能性もあり、満足度が高まると期待できます。

あいおいニッセイ同和損保の過去3年間の業績チェック!

あいおいニッセイ同和損保は、CSランキングにおいてほとんどの項目で酷評されているにもかかわらず、この3年間の収入保険料(売上高に相当)は着実に増収しています。

まずは、過去3年間の業績について、自動車保険売上を表す「正味収入保険料」と保険金支払いの割合を示す「損害率」のデータを見てみましょう。

事業年度:収入保険料/損害率
2014年度:665,201百万円/63.2%
2015年度:671,886百万円/59.2%
2016年度:680,449百万円/59.1%

一般にダイレクト損保よりも保険料が高い代理店型損保ですが、近年の保険契約高は増収しています。

あいおいニッセイ同和損保も類にもれず、この3年間の自動車保険は伸びています。 専業代理店のみならず、自動車販売店や企業代理店との連携による、積極的な販売姿勢が業績にも表れた結果になりました。

他の大手代理店損保とも比較して見てみましょう。 あいおいニッセイ同和損保と経営統合しながらも、別々に運営を続けている「三井住友海上火災保険」の3年間の業績と比較して見ましょう。

【参考比較】損保ジャパン日本興亜

事業年度:収入保険料/損害率
2014年度:626,274百万円/62.2%
2015年度:645,606百万円/58.9%
2016年度:654,177百万円/61.2%

単に自動車保険の収入保険料を比較しただけだとあいおいニッセイ同和損保のほうがわずかに上回ります。 しかし、火災保険や傷害保険、企業向け賠償責任保険などを加えると三井住友海上のほうが高い保険料収入となっています。

実際、2016年度における全種目を合わせた収入保険料は、あいおいニッセイ同和損保(1,200,525百万円)に対し、三井住友海上(1,469,699百万円)と、大きく上回る結果を残しています。

同じ企業グループの2社ですが、共に従業員数、拠点数、代理店数などが飽和状態となっており、今後は、東京海上日動火災のようなスリム化を進める必要があります。

世間では、代理店の存在が代理店型損害保険の保険料が高い理由としてつるし上げられますが、実際、代理店の手による営業努力が、テレビやインターネットを通じた広告よりもはるかに高い効果があることを保険料増収の結果が示しています。

それ以上に保険会社の合併により過剰になってしまった人員の人件費、拠点運営の固定費が大きく利益を圧迫しているのは間違いのないところです。

スリム化の遅れは、MS&ADホールディングスの内側のライバル「三井住友海上火災」も同様で、大中の代理店型損保の合併で生まれた大手損保の泣き所です。

あいおいニッセイ同和損保の本質は?

事故対応では、自動車保険に強かった「旧あいおい損保」に一日の長があるようにも思えますが、ニッセイ同和との合併後、あいおい損保らしさが薄れてしまったように感じます。自動車保険に弱いニッセイ同和との合併では、足を引っ張られているのでは? とさえ感じます。

あいおい損保は、トヨタ保険とも揶揄された「千代田火災」と、自動車修理工場の代理店を多く持つ「大東京火災」の対等合併により生まれた損保会社です。
合併当時は、双方に生まれ変わる意識があり、中堅2社の合併によって財閥系4大損保(東海、安田、三井、住友)に割って入ることから、保険会社社員、所属代理店と共に切磋琢磨していました。

その後まもなく、今は同じ保険グループの三井海上と住友海上の合併により、一気に業界再編が進みました。
あいおい損保は、トヨタの資本が大きく影響していることもあり、トヨタ向けの自動車保険開発なども行ってきましたが、その分、専業代理店との連携が悪化したようです。

事実、筆者の知る「あいおい損保の専属の専業特級代理店」が、現在は、東京海上日動と乗り合いの代理店になっています。
あいおい損保の合併当初から、その代理店主は、プロ代理店との関係を重視する東京海上日動、三井住友海上との乗り合いを模索していました。

専属のプロ代理店が他社と乗り合うということは、相応の理由がなければ行われません。特に専属の特級代理店が乗り合うということは、非常に稀なケースともいえるでしょう。
自動車保険には強いが、ディーラーや副業代理店の自動車修理工場、中古車販売店を重視する傾向が強い、あいおいニッセイ同和の欠点がここに来てハッキリしてきたようです。

プロの専業代理店との連携が、代理店型損保に取って必要不可欠であることは間違いのないところです。
これ以上、CS評価が下がり、自動車保険が高額化しないように願うばかりです。

見積もり比較:あいおいニッセイ同和損保の自動車保険TOUGH(タフ)は高い?

あいおいニッセイ同和の自動車保険タフが高いというのは、他の代理店型損保と比べても高いのでしょうか?

2017年J.D.パワー「新規加入満足度調査」の代理店系損保部門で1位になった、人気の中堅代理店損保「朝日火災」との保険料に違いがあるのか? 40歳の男性ドライバーを例に見積もり比較します。

今回は、ファミリー層に人気の「トヨタ ヴォクシー」で見積っています。

ライバル他社:
・朝日火災/ASAP個人用自動車保険
・イーデザイン損保/自動車保険

初度登録:平成29年12月
トヨタ ヴォクシー(ZRR80W)
適用等級:20等級
35歳以上を補償
日常・レジャー(~5000km)
被保険者 本人に限定
被保険者本人 男性40歳
居住地 東京
※インターネット割引 早割 e証券 新車 可能な割引は全て算入

対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
人身傷害 5000万円
車両価額 275万円(免責:1回目0円-2回目以降10万円)
特約:弁護士費用300万円、対物超過修理費用50万円

試算の結果は以下の通りでした。

あいおいニッセイ同和損保「タフ・クルマの保険」
一般車両付き: 48,340円
エコノミー車両付き:34,930円
車両保険無し:23,310円
・朝日火災「ASAP個人用自動車保険」
一般車両付き: 42,260円
エコノミー車両付き:29,560円
車両保険無し: 19,050円
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

同じ代理店型の損保でも、明らかに保険料の差がつきました。

タフ・クルマの保険の場合、同じ保険グループにある三井住友海上のGKクルマの保険とほぼ同様の特約設定となっており、違いは長期契約の有無くらいです。

あいおいニッセイ同和損保の自動車保険は、損保各社の最高値に近く、今回試算した朝日火災のような中堅どころの損保と比べて、車両保険無しの基本補償のみの保険料でも大きく差がつきます。

つまり、同じ代理店型自動車保険でも、保険料に差が生じるというわけです。

特約の種類選択では、朝日火災のほうが充実しているくらいで、特に「車両地震特約」は、他社にはない全損満額補償にすることができます。

もちろん、補償面で比較すれば代理店型損保のあいおいニッセイ同和の商品にも豊富な特約があり、一般的に不足を感じることはないはずです。

各種の特約やロードサービスは、概ね東京海上日動、三井住友海上の商品とほぼ同様の内容ですから、この点でも不満はないと思います。

代理店型自動車保険の場合、代理店との関わりもあるので保険料だけで一概に決められないところもありますが、補償は同じでも保険料が安い自動車保険が増えた今、あいおいニッセイ同和損保を選ぶ理由をしっかりおさえる必要があるでしょう。

まとめ:あいおいニッセイ同和損保が選ばれる3つの理由

あいおいニッセイ同和損保の自動車保険が「高い!」といわれながらも顧客に選ばれるのには理由があります。

・あいおい損保からの専業代理店、モーターチャネル代理店の販売力
・保険金支払い実績や事故対応件数に裏付けられた事故対応力
・トヨタ自動車のテレマティクス型自動車保険の利便性

ダイレクト損保と比べて加入の条件によっては、1.5倍以上の保険料になることもあるあいおいニッセイ同和損保の自動車保険ですが、ディーラーですすめられる加入者も多く、企業ユーザーも含めて高い支持を得ています。

この事実から保険料が保険会社選択の重要な要素といわれる今でも、代理店型自動車保険を選ぶ人が現実的に多いことが示されています。

少なくとも、事故を起こしたときに生じる面倒の多くを、しっかり背負ってくれると期待できるのがあいおいニッセイ同和損保の代理店です。

今年の更改契約の際は、高い保険料のベンチマークとして比較検討する損保のひとつに「あいおいニッセイ同和損保」も加えてみるのも一考です。

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