1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

1等級ダウン経験アリ!自動車保険のプロが教えるリセットと加入方法


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「1等級経験がある自動車保険のプロ」というと、なんか胡散臭い感じでしょうか?

でも事実ですし、おかげで事故を起こした人の気持ちもしっかり理解して、時には優しく、そして厳しくも対応させていただいております。

筆者の場合、そうした経験を生かして自動車の販売からプロ代理店経営まで通算で20年ほど続けてきています。

1等級というと、「さぞ乱暴な運転者なのだろう」といったイメージを持つ人も少なくありませんが、多くの場合は新規加入1年から2年の間に2回事故を起こしてしまい、不幸にも1等級になってしまったという人がほとんどです。

つまり、運転経験が浅い時期に起こす小さな事故で1等級になっている人が多いのです。

しかし保険を使えば等級ダウンは免れませんので、多くの人が保険を使う前によく検討すればよかったと後悔しています。(私自身は少し違いますが…)

ここでは、新規保険加入後、些細な事故であっという間に1等級になってしまった人への今後のアドバイスとリセット方法、再加入の方法を丁寧に解説して参ります。

また、筆者が自動車保険のプロになるキッカケとなった「1等級の経験について」起こした事故や20等級までの道のりをまとめてみました。1等級でお悩みの人や事故の経験後、現在無事故を実践中の人への励みになればと思います。

なお、このサイトでは、法律や約款に抵触し保険が使えなくなるような「裏ワザ」の紹介はしておりませんが、多少は役に立つ情報をいくつか提示しております。ぜひ最後までご一読下さい。

新規契約者は保険を使えない!2事故で1等級引受拒否の実態

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自動車保険は、ダイレクト自動車保険から大手損保までテレビCMやインターネット広告など、あらゆるメディアで目にするようになりました。

割増契約者は氷河期に突入!

一見、誰でも気軽に入れそうな自動車保険ですが、現実は加入時に厳しい確認手順があり、事故有の割増契約者(1~5等級)は、実質的に歓迎されていません。

現在、多くの損害保険会社が割増契約者の新規加入を拒否する方向に有り、1等級を含む割増契約者は、現在加入している保険会社への継続契約一択というのが現実です。

それでも継続契約を引き受けてもらえるなら良い方で、1等級になった場合、多くの保険会社が引受拒否を行なっているのが実態です。

保険会社の引受拒否は、あまり感心できることではありませんが、個人向けの自動車保険契約では、優良ドライバーを歓迎し、1等級から5等級の割増ドライバーの契約を拒否する姿勢が年々強くなって来ています。

1等級になる人の特徴

中でも1等級になる人は次のような特徴があり、保険会社から契約拒否となっています。

・多くの場合、純新規契約から3年未満の若年層のドライバー
・1年の間に2度続けて事故を起こしている
・いずれの事故も過失割合が大きい

自動車保険は、ノンフリート等級別の割増引制度があり、また、割引の進んでいる人でもひとたび事故を起こせば、3等級ダウンの上、事故有係数の等級となり実質ペナルティを保険料支払いにおいて受けるようになっています。

つまり現在の保険会社は、1度の事故でも厳しく捉える方向にある中で、1年に2回など連続して事故を起こす、割増ドライバーを静観し受け入れる余裕はありません。

従って、新規加入の若年ドライバーも「保険は気軽に使えない」という自覚を持って運転する必要があります。

以前は、代理店からの契約なら行けるという風潮がありましたが、代理店からすると保険料が大きくても手数料率が非常に悪く、ひとたび事故が起きれば損害率が上昇し手数料の悪化を引き起こす、割増ドライバーを歓迎する代理店もいません。

引き受ける姿勢が持てるとすれば、契約者とその関係者のしがらみ、他の保険契約との兼ね合いを見て、ということになるでしょう。

私が1等級になった2回の事故!

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私の場合は、だいぶん昔の話なのですが、1等級の経験を大いに猛省し勉強にもなりました。

しかし、最初の事故を起こした当時は、そこまでの自覚もなく「運が悪い」という程度で考えていました。

事故は、多くの初心者ドライバーが起こすような軽いものではなく、先の1件はトレーラー車両との正面衝突事故で全損、そして、1等級になった2回目の事故は、交差点内右折時に前方車両に追突する人身事故を起こしました。とても恥ずかしいことです。

特に2回目の事故の相手は、大手損保会社の支店長さんで追突被害に遭われたにもかかわらず、当時若く自動車セールスの駆け出しだった私への気遣いまでして下さったことには、お詫びと感謝の気持ちを今でも忘れません。

いずれの事故も初心者とは言えない21歳を超えてからの事故で、慢心が招いた事故でした。

会社が代理店で自身が保険募集人

私の場合、1等級でも保険継続ができたのは、自動車販売店のスタッフだったからに他なりません。また、自動車ディーラーということもありマイカーが通勤と業務に常用のため、会社側が保険会社に強く働きかけてくれたことは幸いでした。

おかげで引受拒否は免れましたが、当然の結果として自動車保険のノルマがアップしたことは、いうまでもありません…。

しかしそのおかげもあって保険代理店を営むまで至りましたので、いかに自動車保険が必要であるか身を持って学んだと思い感謝しています。

1度目の事故で反省する

思い返してみると、はじめての事故の時「運が悪かった」と片付けずにしっかりと見つめ、反省することが大切だったと後になって考えました。

後悔とは違うのですが、自身の反省からお客様の事故の際にも顧客と共に、心理的な事故原因も探り、相手の過失がある場合でも予測回避ができなかったかなど、検討するようにしています。

1等級につながる2度目の事故が起きないよう、可能な限り検討し顧客と共に事故を防ぐ手立てを検討するようにしています。

サイトからの発信

当サイトでは、「1番安い保険を教える」と共に「もっとも安全に保険に加入する」ことも目的としています。自動車保険に加入することで、皆さんの生活が守られます。

1等級で保険加入拒否というような憂き目に遭わないよう、安全運転に心がけましょう。

1等級になる人は2タイプ?

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どんなに周りが注意をしていても、本人に自覚がなければ事故を複数回起こして1等級に達することは容易です。

私自身もそうでしたが、自身の運転姿勢の誤りに気が付いてからは、パッタリと事故はなくなり、ヒヤッとする場面にも遭遇しなくなりました。

事故を起こす前は、ハッとして急ブレーキをかける場面も有ったので、事故を起こす兆候は出ていたのだと自己分析しています。

1等級になりやすい人、その1

私のように慢心して、一言でいうと「生意気な運転」が目立つようなら、大変危険です。

クルマの運転は、石橋を叩いて渡るくらい慎重なくらいがちょうどよいのです。急がばまわれ位の気持ちで、どのような相手でも思いやりを持って運転しましょう。

1等級になりやすい人、その2

集中力散漫の人は、小さめの事故を積み重ねてしまい1等級になってしまうことがあります。事故のほとんどは、わき見運転などによる軽い追突や接触衝突です。

相手があることから任意保険の対物賠償を使うのですが、実際に支払われている保険金は、5万円程度だったということも…。

保険金支払いがなければ、等級ダウンにはなりませんので、保険金請求書の手続き前に事故負担で支払えるかどうかも検討しましょう。

小さな事故で保険を使ってしまい、結果的に1等級となり引受拒否によって、大きな事故のリスクカバーができなくなってしまっては本末転倒です。

1等級の引受拒否になる理由と加入方法

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引受拒否となる理由は、保険会社が「事故の発生リスクが高い契約者」と判断するからです。その根拠が1等級ということになります。

1等級という動かしがたい事実による引受拒否に対し、契約者は手の打ちようがありません。

1等級の人の場合、保険契約を引き受けてくれる可能性があるのは、現契約のある保険会社のみです。他社は間違いなく引き受けしてくれません。

そこで、いったん断られている、現契約のある保険会社に対して、次の補償のみでも引き受けできないか、再度依頼してみましょう。

・対人賠償保険
自賠責保険が下支えになっているので、比較的受け入れられやすい

・対物賠償保険
免責金額を10万円、20万円といった形で設定できる保険会社なら、あるいは、引き受けてもらえる可能性があります。

・傷害保険
搭乗者傷害保険の死亡のみなど、範囲を限定することで引き受けてもらえることもあります。

・車両保険
免責20万円設定やエコノミー車両でも、引受不可は変わりません。

・その他の方法として(参考)
自動車ディーラー、大手企業代理店など、代理店との強力なコネクションが無いかを探る。身内に自動車販売会社の役員がいるなど特別なコネクションがあれば、ダメ元で頼んで見るのも一つの方法です。

1等級を6等級にリセットするには?

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1等級のリセット方法は、多くの人が紹介するように13か月間の未加入期間を経て、14か月目以降に新規加入することでリセットができます。

それ以外の方法では車両を増車することで、新しいクルマを6等級で加入することができます。しかし、あくまでも正当に増車と認められる状況でなければ、1等級の車両の実質的な代替と見なされることも有ります。

その場合、元々が引受拒否となっていた場合、保険が失効になることも有り最悪の場合、契約日に遡って失効となり、もし事故を起こしていれば、補償も失いかねません。

増車による6等級新規とする場合は、13か月間は増車の状態を維持する必要があります。

例えば、増車で配偶者の名前で加入した後、1か月後に1等級のクルマを処分したことが、後に発覚し、保険会社から契約解除、契約失効の通知が来た場合、増車したクルマが再び1等級として保険加入できなくなることもあります。

もっとも有効な方法として、13か月間クルマを使わずに14か月目のリセットを待つことです。

その間、どうしてもクルマを使う必要に迫られる場合、保険を独自セットされるレンタカーの利用を検討して下さい。

また、友人や親兄弟のクルマを借りて、1日保険に加入するといった方法も活用できます。

とにかく13か月間乗らずにリセットすることが最善策です。

保険に入れない!代替方法を考える

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1等級になり保険引受拒否となった場合、もっとも有効な代替方法は、必要期間レンタカーを借りることです。保険は付いていますし、所定の手続きと利用期間分の費用でクルマの調達ができます

また、親兄弟のクルマ、友人のクルマを借りて、1日保険をかけることでもカバーできます。

しかし、マイカー通勤をしている人などの場合は深刻です。この場合、勤め先に相談することが必須です。マイカー通勤を許可する事業所(法人)の場合、「マイカー通勤規定」を設けていることがほとんどであり、その中には任意保険の付保も書かれています。

相談もせずに任意保険に加入しないで通勤すれば、発覚した際は、相応のペナルティを負うことになります。

万一、その状況で事故を起こそうものなら、懲戒を受ける可能性まで出てきます。

しかし、長期に渡りマイカー通勤を行っていて、その他の代替交通機関がないような場合、会社側の社有車を借りて通勤するなど、何らかの対応策を講じてもらえるよう相談依頼してみることも一考です。

マイカー通勤をしていて、それ以外に合理的な交通手段がない場合以外、必要時にはレンタカーを借りて、13か月間我慢をすることも肝要です。

まとめ

・増車分の車庫を用意して新たなクルマと1等級になったクルマを同時に所有する。

・レンタカーをウイークリー、マンスリーなど、週単位、月単位で借りる)

・引受拒否となったら、13か月間かけてリセット、その間はレンタカーなどでまかなうようにすることが、もっとも間違いのない安全な方法です。

リセット後は、2度と1等級にならないよう、くれぐれも安全運転をお願いします。


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