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あなたの車は何位?盗まれやすい車ランキング | 盗難防止策も紹介


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「被害数13,821台」
これは、2015年11月に暫定発表された、過去1年間に全国の警察に届け出された車両盗難の総件数です。

被害者の多くは、「まさか自分の車に限っては盗まれるなんて!?」と考えていたようで、有効な盗難対策を講じていない人が多く、中にはドアロックをし忘れた、キーを抜かずに車から離れたなど、少しの油断から大切な車を失っています。

しかし残念ながら盗まれた車が出てくる可能性は少なく、2割弱程度の車しか見つかりません。

その多くが部品を取られて、車体に何らかの傷や衝突の痕が残るなど、なんらかの損害が生じています。

それでも万一に備えて車両保険に入っていれば損害もカバーできますが、車両保険未加入のため「泣き寝入り」というケースも少なくありません。

近年、「車両盗難は減少した」と言われますが、まだ多くの被害が発生しており高額な新型車や高級乗用車をはじめ盗まれやすい車に被害が集中しています。

この記事では、2016年3月に発表された日本損害保険協会の「第17回自動車盗難事故実態調査」から、保険金支払いの結果と内容を元に「盗まれやすい車のランキングと理由」、「盗まれやすい地域と傾向」、「盗まれたときの状況と対策」などを考察して参ります。

「わたしは自宅敷地内の車庫だから大丈夫!」というあなたも、車両盗難の約43%が自宅の車庫から盗まれているという現実を理解して、防犯対策と車両保険の検討を始めて下さい。

 

盗まれやすい車ベスト10!

自動車盗難事故実態調査では、車種別に保険金が支払われた実数が統計データとして出ています。

ランキングされた車の中から私たちが一般的に購入し使っている乗用車を中心に盗まれやすい理由を解説します。近年の保険金支払い件数についての推移グラフも参考にご覧下さい。

ワースト1位「プリウス」

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2015年11月調査時のワースト1は「プリウス」です。

盗難被害が年々減少している中でプリウスに限っては被害数があまり減っていません。

2014年から2015年における車両盗難の減少率は約15%でしたから、相対して見ればむしろ増えていると言ってもいいくらいです。

プリウスが盗難されやすいことには大きな理由があります。

ひとつは、過去10年以上に渡りベストセラーカーとして世界的で人気があり、中古車と中古パーツの市場も活発化していることです。

そのような状況にある中でプリウス固有の特徴である、ハイブリッドシステムに伴うバッテリーや動力用パーツの需要が高まっています。

プリウスの場合、一般のガソリン車・ディーゼル車よりハイブリッドであるがゆえの動力用バッテリーやハイブリッドシステムなど、通常より修理費用がかかるため、そこに盗難の目的があると言われています。

またプリウスには、エンジンを始動しなくともモーターの駆動で静かに車を動かせる「EVドライブモード」があります。

便利な機能ですが窃盗犯がそれを悪用して、自宅の車庫から深夜に盗み出すケースも相次いでおり、プリウス盗難の特徴のひとつです。

 

ワースト2位「ハイエース」

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20年以上も盗難車の上位にランクされるハイエースは、日本的な1BOXワゴンとしてのファミリーユースの他、本来特徴とするカーゴやトランスポーターとして人気を集めています。

国内は元より、世界各国でボディからエンジンなどパーツの全てに需要があり、多少古くとも外国ではまだまだ人気の高い車です。

盗難後に一度エンジンと主要ボディをも切り離し部品として輸出され、現地で再組み立てされ製品として販売されることもあります。

現行型ハイエースにはイモビライザーが装着されたことにより、2014年度は一時的に減少したハイエースの盗難ですが、2015年には再び増加に転じました。

警察に届けられた盗難被害の数はハイエース(1,244台)となっており、プリウス(1,271台)とほとんど差がありません。

ところが登録台数に対する盗難率では、プリウス0.7Pに対しハイエース1.5Pとなっており、盗まれる確率はプリウスの倍以上なので注意が必要です。

保険金支払いの数や盗難の実数では、プリウスの方が多いのですが実際に盗まれやすい車としては、ハイエースの方がはるかに高く、より確かな防犯対策が必要です。

 

ワースト3位「ランドクルーザー」

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ランドクルーザー(以下:ランクル)は、ハイエースと共に盗難車のワーストランキング殿堂入りの車種と言っても過言ではありません。

それを物語るひとつの証拠に現行モデルのランクル「型式:URJ202W」に至っては、自動車保険の車両料率クラスがもっとも高い「9」を指定されており、保険会社が引き受けに難色を示す車種になっています。

車両が9クラスだと保険料は、プリウスの5クラスのおよそ倍以上となるので所有者の負担も大きくなります。

ランドクルーザーの車歴は、戦後間もない1951年に陸上自衛隊の前身となった、警察予備隊に納入された「トヨタジープBJ型」からスタートしています。

クラウンと共に戦後のトヨタ自動車の車作りを象徴する代表車種となっており、もっとも信頼されるオフロード4WD車として世界中から信頼を集めている車です。

欧米での人気は元より、中東から中国やロシア、東南アジア諸国に至る各国での信頼は絶大です。

また、近年では右ハンドルでもそのまま利用できる地域が多い、アフリカでの中古車需要が高まっており、現車から部品に至るまで盗難車の取引が行われています。

現行の型式以外でも盗難されるのは、パーツの売却目的で狙う場合が多く、それこそ盗難グループは「骨までしゃぶり尽くすように」盗んだランクルをヤード内(※1)で解体、選別しコンテナでまとめて輸出、インターネットで国内外の個人客へ売却処分しています。

したがってランクルは、現行のガソリン車モデルに限らず旧型車も盗まれやすい車の代表格となっており、イモビライザー未装備の旧型車両は格好のターゲットになります。

保険金の支払い実績では、表やグラフで見るとおり減少しているように見えますが、実際は、保険会社によって引き受けが制限されていることから、ランクルの車両保険加入率はプリウスのそれよりも低くなっています。

また、ランクルを盗難率で見るとなんと「2.4P!」という、ハイエースをも凌ぐとても高い確率になっており、所有者は車両保険と共に盗難警報装置やタイヤロックなど、2重3重の対策を講じておくことが肝要です。

※1:本来は、輸出用の車両を区画部品単位に分けてコンテナなどに積み込むための作業を行う、港湾近くに作られる作業場を指す。車の解体業者同様、作業場所内は一般人の立ち入ると危険ということと、防犯目的を理由に高い壁に仕切られたヤードが多く、解体作業などが見えにくくなっている。

 

ワースト4位「アクア」

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昨年と同様、ワースト4になってしまったアクアは、2011年12月末から発売され今年5年目を迎えた比較的新しい車です。

プリウス同様にハイブリッド専用車ということもあり、社会のニーズにピタリとはまり、瞬く間に販売台数トップにまで上り詰めベストセラーカーの仲間入りを果たしました。

しかし、人気車の宿命ゆえに2012年から盗難件数が相次ぎ、車両保険の付保率も高いことから保険金支払い件数も増えた結果、2年連続のワースト4にランキングされてしまいました。

アクアは、日本市場向けの車名で、開発当初からプリウスCと呼ばれ、欧米でもっとも人気のあるCセグメントを対象にしたプリウスの小型版という位置づけです。

日本市場での人気もさることながら、外国でも好評を集めました。

発売よりまだ時間が経っていないアクアですが、盗まれやすい車になってしまった理由には、事故車などの車両をベースにニコイチ(※2)で再生するため、部品取りなどに利用されているケースも考えられます。

もちろん、ハイブリッドカーならではのパーツ需要も国内外にあるとは思います。多くは、部品扱いでの輸出や国内の事故車再生などに利用され、人気車にあやかった販売目的が主な盗難の要因でしょう。

※2:事故車などを2台以上用意し、使えるパーツを集めて商品価値のある車1台にまとめる作業工程を指す言葉、「2個を1個にまとめる」ことから「ニコイチ」と呼ばれる。本来は主に事故車の再生目的のため、過過走行車や損害箇所の異なる同型の車の中古パーツを用いて行なう修復作業を指す。

ワースト5位~10位

・ワースト5位 クラウン
・ワースト6位 レクサス
・ワースト7位 キャンター
・ワースト7位 ハリアー
・ワースト9位 アルファード
・ワースト9位 セルシオ

ワーストランキングの総評

ワースト1位から10位までを見てきましたが、5位以下の台数は拮抗しており大きな差がありません。また、「レクサス」については車種が多様にあるため、車種ごとに振り分ければ細分化されるため、実損害は他の車と比べて少ないと思われます。

ランキングの1位から10位までの乗用車は、トヨタ車のみとなっていることから海外も含めたトヨタ車が盗まれやすい車であることが示されました。

近年はイモビライザーの装着車増加以外にも、盗難警報装置などユーザー側の盗難対策も進み、減少傾向となっていますが、まだまだ油断は禁物です。

盗まれやすい車の盗難台数、過去3年の推移グラフ

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「盗まれやすい車」が生じる理由

車両盗難には大別して3つの目的のタイプが有ります。

タイプ1:車本体を丸ごと国外に売却し輸出されるケース
タイプ2:盗難後に別の場所で目的のパーツを取り外して盗むケース
タイプ3:盗まれて短期間利用されるケース
タイプ1 車本体を丸ごと国外に売却し輸出されるケース
タイプ1は、車両盗難を生業とする組織的な犯行によるものが多く、盗難車を購入する側からのオーダーを受けターゲットを物色することが長年の調査からわかってきています。つまり、海外での人気車が盗難の対象となるため「盗まれやすい車」が発生する大きな要因になっています。
タイプ2 盗難後に別の場所で目的のパーツを取り外して盗むケース
タイプ2は、タイプ1同様に組織的な犯行によるものと、いわゆる車上荒らしと同様の個人が中心の犯行によるものとがあり、どちらの場合も盗んだパーツの現金化に国内外のインターネットオークションなどを利用して売却処分するなどしています。この場合でも人気車のパーツの流通が多く、また高値で取引されるので「盗まれやすい車」が生じる一因になっています。
タイプ3 盗まれて短期間利用されるケース
タイプ3は、どちらかというと衝動的理由、個人的理由などから発生している盗難で、「キーを付けた状態で車から離れたわずかな隙に盗まれた」、「犯罪に利用する目的で盗まれた」など、車種を問わないで奪われるケースがあります。この場合では、その車を使う目的で盗まれているので「盗まれやすい車」として集中することは少ないです。

しかし、犯罪者が「盗みやすい車」として、「盗まれやすい車」を盗むノウハウを利用することは多く、施錠したキー無しの車でもイモビカッター(※3)を利用して盗まれるなどの犯行も発生しています。結果として「盗まれやすい車」が狙われることが増えています。

※3:キーと車両本体に組み込まれた電子暗号キー「イモビライザー」の保護機能をキャンセルさせる装置「イモビライザー・カッター」の通称名。これにより、該当車両に登録されていないキーを利用してエンジン等の始動が可能になる。

次の盗まれやすい地域の情報も踏まえて盗難に対する備えを検討して下さい。

 

1番車を盗まれやすい県は…愛知と大阪!

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車が盗まれやすい県は、盗まれやすい車を反映してかトヨタ自動車のお膝元「愛知県」が断トツで盗難件数が高くなっています。

「地域別、盗難による車両保険金支払い」3年間の推移

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過去3年の推移グラフを見てもわかるとおり、愛知県内の盗難による車両保険金支払いは多くなっており、2位の大阪府に20台近い差が付いています。なお、3年前に1位を示していた千葉県、3位だった神奈川県は、盗難グループの摘発を強化して大きく減少しました。

愛知県でも条例で「イモビカッターの所持規制」を設けるなど、規制を強化していますが根本的な解決には至っていません。

また、盗難が多いイメージの大阪府ですが、徐々に減少傾向にあるとはいえ、ワースト2となっています。

しかし、大阪府の問題は、車両本体盗難だけにとどまらず、車上ねらい(車上荒らし)においては全国ワースト1位となっています。

愛知県は入れ替わりの2位となっていますが、いずれにしても両県が車両盗難に関する犯罪が多い地域であることは間違いないようです。

愛知県の場合は、トヨタ車の登録台数比率が高いこともあり、盗難組織が「車を集めやすい」という地域特性があります。

また、ワースト10にランク入りしたほとんどの県は、外国向け貨物の港湾施設が隣接しており、ヤードの設置を含めて「盗難車の海外輸出がしやすい」という条件が揃っていることが共通の特徴です。

愛知県と大阪府に限らず、保険金支払いのワースト10にランキングされたいずれの地域でも、盗難の実数はさらに高くなっているので、車両保険は元より車を盗まれないようにするための実対策が必要です。

なお、愛知県の車両本体盗難においては、自宅屋外(55%)と自宅屋内(2.5%)からも盗まれています。自宅敷地内がもっとも狙われやすい地域でもあるので、より注意が必要です。

 

盗まれた車の4割は自宅の駐車場って本当!?

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車両盗難には、「盗まれやすい車」と「盗まれやすい地域」があることがわかりました。

さらに分析を進めてみましょう。盗まれやすい車はトヨタ車に集中しており、盗まれやすい地域はトヨタ車の登録台数が多い愛知県と港湾のある都市部に集中しています。

こうした事柄から、車両窃盗のグループが盗む車の対象を絞り、計画的に犯行を重ねていることがわかります。

同じ車を狙うことで盗難時の解錠や車の始動など、盗む技術を生かし容易にしているのです。

車が盗まれやすい場所は?

車両窃盗は、思いつきの犯行は多くありません。

窃盗グループは盗む車の狙いを定めて計画的に保管場所から盗み出します。ここで車両盗難が発生した場所の割合をグラフで見てみましょう。

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驚いたことに4割以上が自宅の車庫から盗み出されています。

つまり犯人は、周到に計画を立て所有者の自宅敷地内の車庫から盗み出します。

場合によっては、屋内の車庫からも盗み出された被害も報告されており、自宅だからとの油断は禁物です。

また、契約駐車場、勤務先の駐車場など、同じ場所に一定時間駐車する保管場所から奪われることがわかってきています。自宅と契約駐車場、勤務先を合わせると87%になり、9割近く所有者が普段使っている駐車場で狙われています。

プロの車両窃盗グループは、こうした場所を下見して、車の盗難対策の有無から防犯カメラの位置に至るまで調べ尽くし、犯行に及んでいます。

保険金が支払われた台数を見てみると、やはり屋外の保管場所が群を抜いて多いことがわかります。

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総数312台に対して、243台が自宅の屋外と屋外契約駐車場から盗まれています。

イモビライザーが標準装備された車でも盗まれている事実から、追加の盗難防犯対策も必要な状況です。

車上ねらいも自宅での被害がワースト1位!

驚いたことに「車上ねらい」の被害も自宅車庫がもっとも多くなっています。先ずはグラフを見てみましょう。

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車両盗難の割合よりも少なくなりますが、それでも3割以上を占めています。契約駐車場からも含めれば7割近くが保管場所で被害に遭っており、ここでも窃盗グループの計画性がうかがえます。

車上ねらいといえば、クルマの中においたバッグや荷物などを狙った犯行と考えている人もいるようですが、そればかりではありません。

近年の車上ねらいは、ナビシステムなどは元よりバンパーなど車両の外板パーツに至るまでがターゲットになることもあり、目的も多様化しています。

狙われやすい車の所有者は、車体の振動などを検知して警報で知らせてくれる装置の検討も視野に入れる必要があるでしょう。

 

ドアロックは無意味!?96%の車がロックしていても盗難されていた

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このような計画的犯行を重ねる車両窃盗グループに対しては、ドアロックも無意味となるのでしょうか?

ドアロックは無意味なのか?

データを見てみると確かにしっかりドアロックしていても盗難されています。

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94%の車が、ドアロックをしてキーを確実に抜いておいたにもかかわらず盗まれていますが、この数字は保険金支払いのあったデータであり、ドアロックをするという最低限の盗難防止策を講じていることが被害の申告や保険金支払いの手続きでは重要になって来ます。

状況にもよりますが、ドアロックをしないで車から離れている状況で被害に遭った場合、被害届を出す際にも、「なぜドアロックをしなかったのか?」と、合理的な答えを求められます。

そこに不自然さが見られれば、別の意味で警察から疑われることにもなり、車両保険金の支払いが速やかに行われないこともあります。

また、盗む側から見た場合、ドアロックをしていない車の方が盗む作業がひと手間少なくなります。ドアの鍵を壊すなどの作業が無くなれば不用意に音を発する確率も減るでしょうし犯行時間の短縮も見込めます。

用意周到な犯人たちは、ターゲットの車の所有者の行動を下見で観察していることもあり、「ドアロックをしない」という習慣も見ぬかれている可能性があります。

また、警報装置を付けている車の場合、ドアロックをすることで装置が自動的にONになるので、「ドアロックをしない=警報装置がOFF」と判断され、ますます狙われやすくなることでしょう。

したがって、キーを抜いてドアロックをすることは、最低限必要な防犯対策であり無意味ではありません。

4%のドアロックをしなかった人は?

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先のグラフからドアロックもしていない状態で車を離れて被害に遭った人が4%もいることにも驚きを感じることでしょう。

このような状況で車を盗まれた人は、「自宅敷地内の駐車で門があるから大丈夫!」と高を括っていたのでしょう。

また、コンビニの駐車場などに駐車し「ちょっとの間だから大丈夫だろう・・・」という油断から持ち去られるケースが後を絶ちません。

わずかに4%の人は、台数にしてわずか12台が支払い対象になったという結果です。

筆者の経験では、無施錠の状態から盗難された場合、保険金の支払いが著しく困難となることが考えられます。

恐らくは、相当数の無施錠からなる車両盗難事件が発生しており、保険金請求も上がっていると思われますが、相当数の支払いが「ペンディング扱い(※4)」になっていると考えられます。

車両盗難に関しての保険金支払いに保険会社はとても敏感です。約1か月の待機期間を設けるとともに、その間に盗難事故について専門的な担当者が調査を行ないます。

保険会社によって対応基準などが違ってきますが、保険金請求のほぼ全件が調査対象になっています。このように余計な疑いを持たれることが無いようドアロックは必ずしましょう。

※4:保険金支払いにおいてペンディングとは、「未決により支払い保留」ということです。ペンディング扱いになった案件は、支払い決定について法廷まで持ち込まれることもあります。

 

車の盗難や車上荒らしを防ぐためにはどうすればいい?

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車の盗難を防ぐには、いくつかの対策があります。

もっとも基本的な「キーを抜いてドアロックをする」というのは当たり前のことですが、ここでは、盗難対策として有効なオプションをいくつか検討してみます。

車の盗難や車上荒らしを防ぐ!4つの基本対策

基本1:キーを抜く
車両窃盗犯から見たキーの付いた車は、「どうぞ持って行って下さい」いわんばかりの状態です。特にコンビニや自動販売機などを利用する際、ほんのわずかな時間だからとキーを抜かずに車から離れるのは、もっとも危険です。また、純正キーが付いていればイモビライザーの効果も発揮しません。
基本2:窓を閉めてドアロックをする
夏場などに窓にわずかな隙間を開けておく、自宅の敷地内、会社の敷地内だからとドアロックをしないなどの状態で駐車することは大変危険です。窃盗犯は、窓のわずかな隙間を利用して解錠する技術を持っており、ドアロックをしなければ車への侵入を防ぐことができません。また、ドアロックをするとONになるセキュリティーシステムは動作せず、役に立ちません。
基本3:防犯対策された駐車場を選ぶ
照明や防犯カメラの設備がある駐車場は、それだけで窃盗犯の動機を軽減します。特に車両盗難は、駐車場から盗まれるケースが6割を超えています。また、車上荒らしの多くが暗がりになる場所で多発しています。契約駐車場なら明るくて防犯カメラの設置があるところ、自宅なら両方を設置しましょう。
基本4:短時間の駐停車時に注意する
車両窃盗や車上荒らしを企てる者達は、車の持ち主が油断するところを狙い、予め準備をして機会をうかがっています。自宅や契約駐車場でもキーを抜きドアロックをすることはもちろんですが、コンビニやスーパー、銀行や郵便局の駐車場など、数分の短時間利用であっても、「キーを抜きドアロックをする」ことを忘れずに行ないましょう。

人の目が届きにくい奥まった場所や暗がりなどの駐車は避け、できるだけ出入り口正面近くや照明の当たる場所に駐車するようにして下さい。

また、荒らしの誘発を防ぐため車から離れる際は、車内にバッグや財布カード類などを置いたままにしないことが肝心です。

車の防犯対策!6つの防犯オプション

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車防犯1:ハンドルロック
ハンドルロックは、切断しにくい強固な金属製のシャフトなどを利用して物理的にハンドルの操舵ができないようにする盗難防止装置です。
盗難のプロの手にかかれば、ハンドルそのものを切断する方法で取り外せますが、盗む作業に時間がかかるようになるため窃盗犯が避けるようになります。駐車するごとに取り付けが必要なため多少面倒ですが、価格が安く見た目にも効果的で車の加工も必要無いので直ぐに利用できるというメリットがあります。
車防犯2:タイヤとホイールロック
タイヤとホイールをロックすることで、自走が困難になります。ハンドルロックと同様ホイールごと取り外す、レッカー車で吊り上げて運搬するなど、窃盗犯側もあれこれ策を講じてくるので100%安心とはいえません。しかし、盗むには相当の手間がかかるので、犯行を抑止する効果は十分にあります。
車防犯3:純正と後付けイモビライザー
新車、中古車購入の際にイモビライザー装着車を選ぶことが賢明です。また、未装着の車でもカーセキュリティーと一緒に後付のイモビライザーを装着することをお勧めします。
多くの盗難は、自走で盗まれるのでエンジンをかけることができないようにすることは防犯にもっとも効果的です。

イモビカッターの存在により効果が薄いというイメージがありますが、それは一部の車種に限っての話です。イモビライザー装着車普及により盗難件数が激減した実績からも有効な対策のひとつです。

車防犯4:イモビカッターガードとOBDガード
イモビライザーが付いていても盗まれやすい車があります。そうした車が盗まれるときに利用されるイモビカッターですが、この機能を使えないようにする装置があります。
「イモビカッターガード」は、車のコンピューターユニットに繋がる回路上に組み込み、イモビカッターの暗号IDキャンセル機能を無効にできます。
「OBDガード」は、イモビカッターを装着するOBDコネクタ(※5)を、鍵付きのケースに入れることで物理的にイモビカッターを繋げないようにする盗難対策です。
※5:OBD(On-board diagnostics)コネクタとは、車載コンピュータ(ECU)の自己故障診断機能を働かせる、キーセット交換時にイモビライザーの暗証IDをキャンセルし再登録するなど、作業用の機器を接続するための端子。多くがステアリングコラムの後ろ側周辺に設置されている。

いずれも車両側への作業が伴うため装着が面倒ではありますが、一度付けてしまえばその後はメンテナンスなど不要になり、イモビカッターを使った車両盗難には有効です。

車防犯5:カーセキュリティシステム(警報通報装置)
窃盗犯は大きな音を嫌います。また、ヘッドランプやハザードランプを使った光の点滅も目立つために盗難作業を困難にするといわれています。
単純に車体の振動で大きな音や光を発報するものから、端末や携帯電話に信号を送り持ち主に車の異常振動やドアの開閉を知らせてくれる高機能なものまで、様々な機種が販売されています。
自宅車庫なら光や発報による警報音で十分効果的ですし、契約駐車場で離れている場合は、音や光だけでなく、通知機能のある高機能タイプの方がより安全です。
駐車場所の状況によって機能を検討し選択しましょう。なお、ハンドルロックやタイヤホイールロックを併用すると防犯効果が上がります。
車防犯6:GPS車両追跡装置(ココセコム)
どんなに盗難対策を講じていても車が盗まれてしまうこともあります。特に人気のある高級車、レアな外国車や高級スポーツカーなどは、窃盗犯にとって一攫千金に繋がる車もあるので、用意周到に狙ってくることがあります。
車によっては、お金を積んでも手に入らないモノもあります。そうした車の中には、保険会社に車両保険を引き受けてもらえない場合もあるため、盗まれた場合に車を追跡するシステムを講じる必要があります。

ここで紹介する、ココセコムのGPSを使った位置情報システムには、緊急時に対処員が現場急行してもらえるサービスや警察に連絡をして状況により協力して盗難車両の発見に努めてもらえます。

追跡装置と位置情報確認に「駐車モード」がONの際に車が100M緊急時発報システムを備えた、異常監視サービスもセットして月々2,400円から契約ができます。保険とは違いますが万一の備えとしては、有効な方法です。

最新型で高価な車など保険に入っていても、すぐに確実な補償が得られるわけではないので、盗まれたらすぐに対処してもらえるココセコムならではの安心感がありますね。

なお、充電して使う専用端末タイプと車の電源につなぎ、車の見えにくいところにセンサーなどを設置して24時間確実に監視するタイプが有ります。

筆者の経験からは、後者の車に常設するタイプが有効でお勧めします。

駐車場の防犯オプション

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駐車場の防犯オプションは、自宅駐車場が対象になります。契約駐車場を利用している人の場合、以下の内容を参考に駐車場オーナーや不動産管理者に相談することをお勧めします。状況にもよりますが、この機会に防犯が行き届いた駐車場を探し検討してみましょう。

駐車場防犯1:照明装置の設置
日中夜間とも見通しが良いことに越したことはありません。日中であっても車は盗まれているので油断はできませんが、夜間と比べればその数はかなり低くなります。
したがって夜間でも照明を設置して窃盗犯を近づけないようにすることが肝要です。また、暗所で強力な光を放つセンサー付きの防犯ライトを利用すると、窃盗犯への威嚇にも有効です。車の前後左右に光が届くよう複数設置するとより効果的です。
駐車場防犯2:防犯カメラの設置
明るい照明と共に設置しておきたいのが防犯カメラの設置です。車を持ち去られなくとも、不法侵入や車への器物破損で警察に通報する際に確実な証拠となり、本格的捜査に繋がります。
もちろん、盗難されてしまった際にも有効な手がかりになるので、可能であれば死角が無いように対角に2台以上設置することが望ましいです。また駐車場所に接する道路側にも監視カメラを設置するなど複数台あればより効果が上がります。防犯カメラと照明があることで有効に働き、窃盗犯が下見の段階で犯行を躊躇するので防犯に繋がります。
駐車場防犯3:駐車ゲートやシャッターを設けて施錠する
窃盗犯の侵入を防ぎ、車の持ち出しを防ぐ有効策として検討してみましょう。
敷地や建物の構造など、いくつか考慮する必要があるので専門家への相談も必要ですが、一度工事してしまえば恒常的に防犯レベルが上がります。しかしゲートやシャッターを付けた場合でも「キーを抜きドアロックをする」ということを忘れてはいけません。

車両盗難は、基本を守った上でオプションを複数組み合わせることで、より効果が上がり盗難率を下げられます。車上荒らしも含め他対策として駐車時に気を配り、スキを作らないようにしましょう。

 

盗難や車上荒らしをカバーする自動車保険の補償を活用しよう

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車両盗難に限っては、出てくる確率が2割前後となっており、ほとんど出てきません。

したがって、盗難されたらほとんどが「全損」となってしまい、稀に見つかっても車にかなりの損害が生じているので修理も必要になります。

いずれの場合も所有者には大きな負担ですし、盗難された車が出てきても犯罪に利用されていた場合、精神的に乗り続けるのが嫌になることでしょう。

また、車上荒らしの場合、犯人は短時間で犯行を終わらせるため、もっとも早くて確実な方法で解錠し車内を物色します。

つまり、ドアガラスを破損させる、ドアキーシリンダーを壊すなど、車の一部を破壊して車内に侵入を試みます。

万一のために車両保険に加入する

防犯対策をしていても「車を盗まれてしまった」「車上荒らしに遭った」という場合、いずれでも有効な対策になるのは車両保険です。

車両保険では、車両盗難や車に定着している部品の盗難、それに伴う車両の損害に対して保険が支払われます。

一般車両保険、エコノミー車両保険のどちらでも盗難はカバーされるので、確実に入っておきたいところです。

今現在車両保険に入っていないのであれば、一括査定などで相見積もりして保険料を安くすれば、安くなった分で車両保険をつけられる事もあります。

ただし、タイヤとホイールについては、盗難補償の対象外になっているので、ロックボルトやタイヤホイールロックで一部を取られないようにするなど対策を講じましょう

車上荒らしによる車の破損は?

車両盗難に伴う、車両に付いた傷や破損、定着していた部品の喪失などの損害は車両保険で支払われます。

しかし、盗難時に車の中に保管していたバッグや手荷物、カメラなどの携行品については、車両保険では補償されません。

車上荒らしの場合も同様で、車に定着していないポータブルカーナビなどの装置も車両保険では補償されません。

車両盗難や車上荒らしの持ち物の被害を保険でカバーする場合、車両保険と合わせて「車内身の回り品補償(車内保管物の動産を補償する特約)」も付けておくことで、持ち物などの補償も可能になるので検討すると良いでしょう。

ただし、保険に入っているからといって、容易に車内にバッグや金銭価値の高いものを置いたままにすることは防犯上好ましくありません。車内には物を保管しないことが基本と考えましょう。

最後にまとめると…

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繰り返しになりますが、盗難は防犯対策を講じて予防することが肝心です。

しかし、万一の盗難時に車両保険に入っていなければ、保険金は一切出ないので損害の全てが被害者負担になってしまいます。

車両窃盗グループに盗まれやすい車は、比較的新しい登録から3年以内の車の被害が多く、盗まれたときの所有者の受ける損害は大きくなっています。金銭的な損害もさることながら自宅敷地内から盗難された場合、悔しさと怖さなど精神的ストレスも計り知れないものがあるでしょう。

このような被害を受けないように、また、受けた時にも最小限の被害に抑えられるよう、防犯対策と保険加入の検討が必要です。

盗まれやすい車の盗難予防対策は、保管場所の状況に応じて複数の盗難対策を施し、最低限エコノミー車両保険には加入することが賢明です。

この記事を見て不安を感じるようなら、いま直ぐ検討を始めて被害を受ける前に行動を起こしましょう。

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