1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

2015-2016自動車保険料率クラス一覧「新車乗用車ランキング30車種」


toro

新車中古車を購入する際に自動車保険料率クラス(車両料率)を「まったく気にも留めない!」という人は、今後少し気に留めてもらうと毎年の自動車保険料が安くなる可能性があります。

乗用車では、事故を起こしたときの損害の大小で保険料のランクが決められています。

「自動車保険料率クラス」と呼ばれる車の損害割合のランク付けですが、新車時は車両の値段を元に設定され、損害率に応じて型式別に毎年更新されます。

そこで車選びのときに料率クラスも検討してみると、保険料を安くできる可能性があります。

この記事では、2015年度(2015年4月から2016年3月まで)に販売された5・7・3ナンバーの乗用車上位30車の自動車保険料率クラス一覧を紹介します。

また購入後に毎年必要になってくる保険料の負担がより少ない新車を選ぶコツをご案内します。

2015-2016新車販売ランキング30車種の「型式別料率クラス一覧」

はじめに2015年度の販売ランキング順に車種ごとの料率クラス一覧を見てみましょう。

多くの車種は、エンジン型式の違い、駆動方式の違いにより、いくつかの型式が指定されています。同じ車種でも型式の違いで料率クラスも大きく違ってくる場合があるので、車を選ぶときにチェックしたいポイントのひとつです。

車種別料率クラス「新車販売ランキング 1-10位」

31

車種別料率クラス「新車販売ランキング 11-20位」

32

車種別料率クラス「新車販売ランキング 21-30位」

33

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

損害の発生がない新型車の料率クラスは何で決めている?

singatasya

現在販売されている新車には、発売開始から数年経過しているものと、発売開始から1年経過していないものがあります。

料率クラスは、1年ごとの更新となっており発売開始より概ね1年半以上経過している車では、一定の損害率が算出されクラスの決定に影響します。つまり型式ごとに、保険金支払い結果が反映した料率クラスになります。

新型車の料率クラスは暫定的

しかし、発売開始から間もない車の料率クラスは、車両価格と車格を基準にして設定されることになります。

対人・対物・傷害の損害については、標準的なクラスが「4」となっており多くの車が、「4クラス」のスタートになります。また、車両損害については、車両価格が基準となるので、「3・4・5・6クラス」となっています。

クラスのアップダウンについて

いずれの料率クラスも1年間の損害率が反映してアップダウンします。

予定される保険金支払い基準の20%を超えると1クラスアップ、20%を下回ると1クラスダウンとなります。

なお、更新時の見直しは、毎年1月1日付で行われています。

「クラウン&マジェスタ」と「アルファード&ヴェルファイア」

2つの姉妹車両は、いずれもトヨタ自動車が販売するアッパークラスのモデルです。

しかし、「クラウン&マジェスタ」の車両料率は、5クラスとなっており、「アルファード&ヴェルファイア」の6クラスと比べると、保険料がかなり安くなります。

この違いについてですが、現行の14代目クラウンが2012年12月の発売以来、車両保険の請求支払いが少ないことを示しており、プリウスやシエンタハイブリッド等と同じ5クラスになっています。

それに対して2代目のアルファード&ヴェルファイアは、2015年1月の発売モデルということから車両料率のクラスダウンに至るまでの損害率の実績が及ばなかったことを示しています。

2つの車の料率からわかることは、クラウンの車両料率は今後も上る可能性は低い、アルファード&ヴェルファイアについては、まだ暫定的なクラスのため先の見通しは、まだわかりません。

このようなポイントに注目して、該当の車の型式が何年ぐらい販売されているかも考慮して料率クラスを見るようにすると、今後の保険料にあんまり変化がない車も見えてきます。

車の型式や発売時期などについては、クルマのポータルサイト「Goo-net」内にある、自動車カタログを参照すると便利です。

「Goonetの自動車カタログページ」
http://www.goo-net.com/catalog/

料率クラスをチェックしてクルマを選ぶ

1234

車の購入前に料率クラスをチェックすると、保険料の安い車が見えてきます。

購入する車が既に決まっていて、「車種選びに迷いがない!」という人は、この章の内容は不要です。

しかし、ライバル車などいくつかの車の選定に迷いがあるなら、自動車保険の料率クラスも比較検討のひとつとして考慮してみてはいかがでしょうか?

チェックポイント1「販売台数」

まず、料率クラスが安くなる車は、とにかく売れていることが条件です。

売れている車は、保険加入者数も増えますから、一定量までは損害が発生しても損害率が急上昇しません。したがって料率クラスの悪化も少なくなります。

一例を見てみましょう。

トヨタの「ノア3兄弟」は、ノア、ヴォクシー、エスクァイアの3車種で1年間に19万8千台以上販売しました。

実に1位のアクア19万2千台を凌ぐほどの販売台数になっています。この2車種を例に考察してみましょう。

ノア兄弟は、車のキャラクターもファミリーのレジャーユースが中心となっており、いわゆる「走り」を追求したモデルではありません。したがって事故も比較的少なく損害も低めであることが伺えます。

相当数の販売台数ですから保険金支払いの実数はそれなりにありますが、保険加入者の数も多いので結果として損害率が低くなり、対物賠償クラス3など車格の割に低いランクが適用になっています。

また、アクアに至っては、単一の型式のみで前述の販売台数ですから、多少の事故があっても料率クラスは上がり難くなります。(同様に下がり難くもなります)

なお、ノア兄弟の一部車種でも販売台数が少ない型式は、容易に料率クラスがアップダウンすることがあります。型式ごとに確認しながら検討してみて下さい。

自動車の販売台数については、「一般社団法人 日本自動車販売連合会」サイト内、月別データの「新車乗用車販売台数月別ランキング」にて確認できます。
http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking.html

チェックポイント2「発売からの経過年数」

新型車も発売開始から、3年、4年と経過すれば市場には、多くの同型式の車が走るようになります。累計で販売台数が多くなる場合も、先の販売台数と同じように車のキャラクターやユーザー層に影響され、損害の発生傾向が見えるようになります。

一般的に見て、発売から3年以上経過している型式の車で、料率クラスが低め(3、4クラス)になっている場合、割合として損害事故は少ないと見ても良いでしょう。

ただし、対人賠償と対物賠償が6クラスになっている場合、損害率の上昇に懸念があるので注意が必要です。

チェックポイント3「料率クラスの比較」

1つの車種(型式)を検討する場合でも、ライバル車をピックアップして料率クラスを比べましょう。同一クラスのライバル車をよりも高い料率クラスなら、損害率の高い車である可能性が高くなります。

購入後の保険が高くなる可能性があるので、買う前にしっかり比較して保険料を把握しておきましょう。

ライバル車との料率クラス比較と保険料の見積もりについては、以下の記事にて詳しく紹介しています。参考に合わせて読んでみて下さい。

「自動車保険の料率クラスの差を見積もり比較!インプレッサ・CX-3・ヴェゼル」

新車購入時の際は、添付した料率クラスの表を参考に今後支払う保険料についても検討すると、保険料を安くすることが可能になるでしょう。購入時の1つの参考にしてみて下さい。


  関連記事