1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

ダイハツトールの年齢別保険料


ダイハツトール

2016年11月、ダイハツトールは、Aセグメントのコンパクトミニバンとしてデビューしました。

それまで、スズキソリオの独壇場だった「Aセグメントのコンパクトミニバン」の市場に、ダイハツがトールを投入、同時にトヨタルーミー/タンク、スバルジャスティのOEM車の販売も開始され、このクラスは一気に選択肢が増えました。

新型車のトールは、子育て世代の小家族をターゲットに作られたクルマということもあり、ベーシックグレードのX SA2(※)の車両本体価格は約150万円となっています。安全面のみならず価格もリーズナブルな、安心して家族で使えるミニバンです。(※:SA2はスマートアシスト2の意味)

2016年11月に発売以来、コンパクトカークラスのAセグメントのミニバンとしては、上位Bセグメントのクルマ以上の居住空間を持つなど、使い勝手の良いクルマとして若者から高齢者層にまで幅広く評価を集めています。

今回の記事では、ダイハツトールの自動車保険料について、26歳の被保険者を中心に20歳の若者から、22歳、35歳、そして65歳のドライバーを例に年齢別の保険料試算を行ないました。トールの自動車保険選びや付け方など、ぜひ参考にして下さい。

ダイハツトールの保険料と保険会社

今回ダイハツトールの保険は、ダイレクト型損保の自動車保険の平均的保険料を下回る、安い自動車保険として好評の「SBI損保」にて試算しました。

26歳の人が乗るトールの保険料

今回の試算では、26歳以上補償の年齢制限を付けることで大幅に保険料が安くなっています。運転者限定を本人のみとしましたので「年間保険料は46,110円」になりました。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

見積もりは、200万円の一般車両保険を付けた補償内容です。また、エコノミー車両にすると年間保険料を31,470円にまで抑えられます。自動車ディーラーや代理店で自動車保険に加入している人なら、SBI損保の保険料が安いことに驚かれるはずです。

被保険者の車の使用は、日常生活とレジャーで年間走行距離は5,000km以下、免許証の色はゴールドです。その他の年齢別の見積もりは、項目4の「ダイハツトールの運転者年齢別の保険料と解説」を参考にして下さい。また、設定の詳細は、項目5の「被保険者と補償の基本設定」にてご確認下さい。

SBI損保を選んだ理由

今回の見積もりで選択した保険会社は、独立系のダイレクト自動車保険「SBI損保」です。

SBI損保は、ダイレクト自動車保険の中でもひときわ安い保険料となっており、人気のダイレクト損保のひとつです。毎年行われているCSランキング調査においても保険料の安さは群を抜いており、保険料を少しでも下げたいなら、比較検討の1社に加えると良いでしょう。

今回の見積もりには反映しませんでしたが、対物超過費用特約、弁護士費用特約など、追加で付けておきたい補償も特約が充実しています。また、自転車事故をカバーする補償も賠償責任保険、傷害保険ともに設定されており、家族で自転車を使っているなら検討したい補償です。

SBI損保は、金融商品と関連するサービスを中心に展開する「SBIグループ」の一翼を担う、ダイレクト損保です。金融グループの枠組みを超え他の保険会社の商品を積極的に取り扱うなど、無理な自社商品開発を行なわずに提供する保険商品を充実させるなど、従来の損保とは一線を画した営業形態にも特徴があります。

また、自動車関連保険商品として自動車部品保険「パーツケア」を発売するなど、自動車の故障を補償するという珍しい保険も販売しています。(引受少額短期保険業者:トライアングル少額短期保険株式会社)

根幹となっている自動車保険ですが、2006年の設立準備会社をSBIホールディングスとあいおい損保にて共同出資で立ち上げ、大手国内損保のあいおい損保のバックアップにより作られた、ダイレクト損保に特化し無駄を省いた商品です。素性もしっかりしたSBI損保は、安心して選べるオススメの保険会社です。

保険料は、2017年1月現在の見積もりなので参考程度にご確認下さい。実際に自動車保険加入の際は、ご自身のニーズに照らして見積もりを取り、保険会社を比較検討して選ぶようにしましょう。

ダイハツトールの特徴と安全装備

ダイハツトール車内

ダイハツトールは、Aセグメントのコンパクトミニバンとして、ライバルスズキソリオと共に人気を集める車種のひとつです。

今回取り上げたトールは、ダイハツが長年の軽自動車開発で培ってきた、コンパクトカー作りのノウハウを詰め込んだ1台です。往年のシャレードから続くダイハツの1000ccの3気筒エンジンは、トヨタも認める優れたエンジンのひとつです。

トールのボディサイズは、3700×1670×1735mm(全長×全幅×全高)となっており、ライバルのスズキソリオのサイズ3710×1625×1745mmと比べて幅が45mm大きなことが特徴です。元々全長が短い両車ですからボディ幅の違いは、ワイドトレッドも相まって見た目の安定感にもつながっています。

ソリオで指摘の多い乗り心地の悪さもトールは、ボディ剛性のアップと足回りの強化により、上位クラス上のしっかりした乗り心地を獲得しています。

スマートアシスト2(以下:スマアシ2)

トールの安全装備スマアシ2は、デュアルカメラブレーキサポートを搭載したソリオと比べて、対歩行者緊急ブレーキの装備がなく、衝突回避支援ブレーキ機能の動作速度も4~50km/hとなっており車間20m以内といったかなり限定的な内容です。

つまり、自動ブレーキに関しては、動作範囲や速度などソリオと比べて劣る結果になりました。ダイハツでは、同時期に「ブーン」がフルモデルチェンジにより、ステレオカメラのスマアシ3を搭載しており、なぜトールに採用を見送ったのか、とても残念です。

しかし、スマアシ2においても、前方車両との追突事故は十分に防ぐことはできますし、前後両方向への急発進を防ぐ「誤発進制御機能」の搭載、前方の対車両、対歩行者への衝突警報システムまで装備されているので、大きな不足を感じることはないと考えられます。

ちなみに筆者オススメのトールは、今回見積もりした1000 Gターボ SA2(スマアシ2)です。ターボ搭載者のため燃費面が少々犠牲になりますが、1.500cc並の出力/トルクを備え、リッターカーらしからぬ力強い走りも期待できるからです。値引きを期待すれば200万円前後の総予算で購入できる価格もポイントです。

ダイハツトールの自動車保険に必須の補償内容は?

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基本補償

トールの自動車保険を検討する際、必須の補償として先ず対人対物は無制限で付保しましょう。

自分と家族を守る搭乗者の保険ですが、実損害を確実に補償できる「人身傷害補償」を3000~5000万円程度でも付けると安心です。

車両保険

車両保険の加入については、一般車両、エコノミー、付けない、の3択ですが、自動車ローンを利用して購入しているなら車両保険の加入を考慮して下さい。

トールでは、スマアシ2仕様車を選択することで、格段に事故の発生確率は下がります。しかし、相手絡みのもらい事故については、自身の運転では防ぐことはできません。万一の事故では、コンパクトカーなりに想像以上のダメージを車体に受けることもあり、修繕費がかさむことも予想されます。

また、盗難や風水災などの災害リスクも考慮すれば最低限、エコノミー車両保険を付けておくことをお勧めします。

特約

対物超過費用補償特約、弁護士費用特約は、ぜひ加入してほしい特約補償です。

SBI損保にはありませんが、新車の場合、車両保険の新価特約の加入も検討してみてはいかがでしょうか?

対物超過費用補償特約:対物事故の相手車の損害が時価額を超える場合、最大50万円を限度に時価額超過分を補償する特約です。

弁護士費用特約:相手過失100%のもらい事故で、相手への賠償請求を行なう場合、自分の保険会社の示談交渉サービスは機能しません。そこで、交渉のプロ「弁護士」に依頼が必要になります。特約では、その際にかかる弁護士費用(300万円)を補償します。

新価特約:新車の場合、半損で全損扱いの補償が得られる「新価特約」の付帯ができる自動車保険を選びましょう。ちなみにダイレクト損保では、イーデザイン損保、ソニー損保、セゾン自動車火災などで「新価特約」を付けることができます。

ダイハツ トールの運転者年齢別の保険料と解説

年齢別の保険料は、年齢を問わず補償(20歳)、21歳以上を補償(22歳)、26歳以上を補償(26歳、35歳、60歳)についてそれぞれ試算してみました。(カッコ内は被保険者の年齢) SBI損保にて、次項の設定内容で試算しています。

・年齢を問わず補償(20歳/9等級)
一般車両(年払):135,020円
エコノミー車両(年払):91,320円

・21歳以上を補償(22歳/9等級)
一般車両(年払):75,060円
エコノミー車両(年払):51,210円

・26歳以上を補償(26歳/9等級)
一般車両(年払):46,110円
エコノミー車両(年払):31,470円

・26歳以上を補償(35歳/20等級)
一般車両(年払):23,660円
エコノミー車両(年払):16,120円

・26歳以上を補償(65歳/20等級)
一般車両(年払):27,000円
エコノミー車両(年払):18,340円

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

保険料見積もり時の注意点

自動車保険は、保険会社、被保険者の年齢や運転者の範囲、ノンフリート割引など、様々な条件が影響して保険料が決まります。

したがって上記の保険料を参考にしていただき、実際の選択では各社の保険料を見積もって比較検討することが必要です。保険会社のWEBサイトや一括見積もりサイトを利用して、自分にベストな自動車保険を見つけて下さい。

被保険者と補償の基本設定

見積もり試算日 2017年1月12日

被保険車両(型式):ダイハツ トール(M900S)
グレード:1000 Gターボ SA2
料率クラス:対人:4 対物:4 傷害:4 車両:4
初度登録年月:平成28年12月

生年月日(年齢):1990年3月4日(26歳)
居住地(登録地):東京都
性別:男性

適用ノンフリート等級:
20歳~26歳の試算では9等級(-43%)/35歳、65歳の試算では20等級(-63%)

前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年

年齢条件:26歳以上を補償
運転者限定:被保険者本人のみ
運転免許証カラー:ゴールド
使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:~5,000km

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両搭乗中のみ)

一般車両保険:200万円
(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)

他車運転危険補償特約
示談代行サービス
ロードサービス

割引:インターネット、新車、証券不発行割引、ゴールド免許

保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。


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