1番安い自動車保険教えます

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外出先で故障!あなたの自動車保険にはレンタカー代車サービスが付いてる?


外出先で車が突然故障して立ち往生・・・!

昔と違い、車の性能や使われている環境も良くなった昨今では、こうした最悪の状況に出くわす人は、よほど運が悪いのかもしれません。

その外出が年に一度の家族旅行や勝負どころの初デートだったら・・・。 最高の思い出になるはずの楽しいドライブが場合によっては、一生忘れられない最悪の思い出にもなりかねません。

しかし、そんなときでも役立つ自動車保険をしっかり選んでおけば、最悪の状況でもレンタカー代車サービスを使ってピンチを切り抜けることができます。

この記事では、車の故障時が最悪の思い出として後悔することにならないよう、使えるロードサービスのレンタカー代車サービスについて、自動車保険18社の比較一覧を参考に考察して参ります。

純新規、更新契約時のチェックポイントとして覚えておきましょう。

故障時に役立つ自動車保険のレンタカー代車サービスとは?

自動車保険は、「備えあれば憂いなし!」といわれますが、近年は事故での利用に限らず、ロードサービスを中心に突発的な故障時の対応も、保険加入の大きな動機になっています。

特に故障で立ち往生し修理工場への入庫修理が必要な場合、その場から動けなくなってしまったときには、どうしようもなく困ってしまいます。

「レンタカー代車サービス」とは?

レンタカー代車サービスは、事故や故障で車を動かせなくなり、レッカーサービスを使って車両移動をしたとき、一時的な代替え移動手段としてレンタカー代車を提供するサービスです。

補償内容は、保険会社ごとに大きな違いがあり、24時間乗り捨て可能なレンタカーの無料提供から、車両保険などの特約に付随したサービスとして提供されるものまであります。

なお、保険会社によっては、故障時の代車提供を行なわない損保もあるので、比較的古い車や過走行車に乗っている「故障リスクが予想される車」の使用者は、その点を十分に検討する必要があるでしょう。

レッカーサービスとの連動

幸いほとんどの自動車保険には、事故以外に故障時のレッカーサービスも提供されているので、指定工場や保険会社の提携工場へのレッカー移動について、一定の距離まで無料でサービスが受けられます。

しかし、故障現場や修理入庫先からの移動で「レンタカー代車サービス」の提供に関しては、ロードサービスが普及した現在も一部損保のみが無料対応となっており、多くがオプションの特約とセットでサービス提供しています。

つまり、ロードサービスに自動付帯でサービス提供する損保、特約付帯でサービス提供する損保、故障時のレンタカー代車サービスを提供しない損保があり、万一の際に大きな差が出ます。

18社比較一覧!各損保のレンタカー代車サービス

自動車保険を取り扱っている、主力損保18社(通販型9社、代理店型9社)の故障時レンタカー代車サービス比較のため、以下の通り表にまとめました。

自動車保険18社 故障時レンタカー代車サービスの状況

※0:代車サービスは、提携工場の利用が前提です。
※1:代車サービスは、オプションの「事故付随費用特約」に加入すれば対応可能です。
※2:レンタカー代車サービスを含む、ロードサービスは特約で加入が必要です。
※3:車両保険に特約付帯できる「代車費用特約」、「事故付随費用特約」にて対応します。

※4:帰宅交通費限度額は、1回の事故で5万円限度、タクシーは1万円まで。
※5:ロードアシスタンス運搬後諸費用特約の代車費用補償により、30日間が限度。
※6:「レンタカー費用保険金」故障等の場合は最大15日間で1日あたり7,000円が限度。
※7:事故・故障付随費用特約に、運搬・搬送時代車提供特約、または代車提供特約をセット。

※8:車両保険特約の事故時代車費用補償特約、事故時付随費用補償特約にて対応。
※9:特約で対応(詳細不明のため代理店に要確認)
※10:車両保険の代車費用に関する特約にて対応、故障等の場合は最大15日間まで。

※11:車両保険に特約付帯可能な、代車費用補償特約で対応(事故のみ)
※12:車両保険の特約、事故時レンタカー費用補償特約」にて対応。(事故のみ)

ロードサービスに付帯は4社のみ!

保険加入時に自動付帯のロードサービスに無料で故障時のレンタカー代車サービスがついてくるのは、通販型自動車保険(ダイレクト自動車保険:以下 通販型自動車保険と記載)の5社のみです。

代理店型自動車保険では、特約付帯による任意加入となり「臨時費用サービス」に関わる特約とセットになっています。特に代理店型自動車保険の特約は、各社違いがあるので十分注意する必要があります。

通販型自動車保険の標準ロードサービスは内容が充実!

通販型自動車保険では、ロードサービスに自動セットされる損保が5社あり、また、特約付帯で3社もサービスが受けられます。

ロードサービスに自動セットされる損保は?

イーデザイン損保、そんぽ24、ソニー損保、SBI損保の4社です。

内、イーデザイン損保とそんぽ24は、自動車保険に特化した大手損保グループに所属するダイレクト損保で、保険料の安さと共に国内損保ならではの信用度も高く安心です。

ソニー損保は、通販型保険の売上トップの損保で、顧客サービスの評価が高く、故障時レンタカー代車24時間サービスは、乗り捨てが可能なので利便性が高くなっています。

SBI損保は、保険料の安さに限らず、レンタカー代車サービスについて3万円の費用補償を提供しています。

特約加入の通販型自動車保険は?

三井ダイレクト、セゾン自動車火災、セコム損保です。 各社、特約内容が異なるので、該当の特約と補償内容を見て参りましょう。

三井ダイレクトでは、「事故付随費用特約」に加入すれば、車両保険の有無にかかわらず補償が受けられます。費用負担もわずかなので追加加入を検討して下さい。

セゾン自動車火災では、ロードサービス自体が特約扱いとなっており、加入の有無が選べます。 特約加入だけ有って、ロードサービス自体も他社よりも補償内容が厚くなっているので加入をおすすめします。

セコム損保では、車両保険に特約付帯できる「代車費用特約」、「事故付随費用特約」に自動付帯されます。どちらの特約が良いかは、車両保険の有無と共によく検討して下さい。

代理店型自動車保険は特約追加が必要?

ロードサービスの自動付帯やわずかな費用で特約追加できる通販型自動車保険に対し、ほとんどの代理店型自動車保険が、特約の自動付帯契約としてレンタカー代車サービスの提供をしています。

付帯できる特約の違いや事故時のみ適用など、損保各社に違いが大きいので概要について、上記の表に注意書きで記しました。

今回は、故障時のレンタカー代車サービス提供有無の確認記事なので、事故時のみ代車提供については「レンタカー代車サービスなし」としています。

代理店型損保のロードサービスを中心としたサービスと補償内容については、改定が多々行われているため、加入前に代理店への相談確認が必須です。

故障修理完了時に修理工場からの運搬費用の補償など、拡張される補償についてもよく確認した方が安心です。各社ロードサービスの詳細な内容比較を以下の記事にまとめましたので、合わせてご覧下さい。

頼れる自動車保険のロードサービスは?損保18社とJAFの比較一覧

レンタカー代車サービスがおすすめの人は?

故障時にレッカー運搬サービスと共に、レンタカー代車サービスの提供が有れば、多少時間の遅れが生じても、ドライブを中止せずに継続することが可能になります。

旅程を変更せず目的地に向けて進むことも可能ですし、最悪の場合でも帰宅のための車を確保できます。中でも目的地への到着費用までサポートしてくれるソニー損保なら、万一の故障でも大きな費用負担を負うこと無く、旅行を続けることができるでしょう。

レンタカー代車サービスが必要な人は?

これは、いうまでもなく故障するリスクの高い車に乗っている人には、おすすめしたいサービスです。

保険部分とは異なり、走行距離の多い人や古い年式の車の人でも、それを理由に保険加入を断られることはほとんどありません。(特別な価値のあるビンテージカーは別ですが・・・)

つまり、いきなり故障する確率が高くなる年式の古い車、走行距離の多い車の利用者にこそ加入が必要といえるでしょう。

自動車の営業マンも一昔前までは、10年10万キロを一区切りとして代替えを促す傾向に有りましたが、近年では、10年10万キロ超えの車もざらにあり、利用者も増えています。

年式の古い車や走行距離が多い車は、利用者の使い方次第で故障の頻度や程度まで違ってくるので、どの車がいつ、どのように故障するか予想がつきません。

賢いドライバーなら、故障時にも大いに役立つ自動車保険を選びましょう。

最後になりますが、故障時のレンタカー代車サービス、レッカー運搬サービスの利用は、ノンフリート等級別料率の割増引きには影響しません。つまり、ロードサービスで保険を使っても翌年の保険料は上がらないので、故障時には遠慮なく保険会社に相談しましょう。


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