1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

30代におすすめの安い自動車保険!ランキングベスト3社の見積もり


30代のあなたが自動車保険を選ぶ際、優先したいポイントは「第一に価格」を挙げられると思います。

そこで安さを追求すれば、ダイレクト自動車保険の一択となるわけですが、ダイレクト同士でも保険会社ごとの差は意外にも大きく、単純に「ダイレクトだから安い」と決めてしまうのは尚早です。

この記事では、30代のあなたが自動車保険選ぶために知っておくべき優先ポイントを絞り、実際の見積もりをもとに「ランキングベスト3社」を選びご案内して参ります。

30代におすすめの安い自動車保険とは?

30代にイチオシする安い自動車保険なら、文句なしにダイレクト型自動車保険です。

ではなぜ「30代ならダイレクト自動車保険なのか?」について、わかりやすく解説します。

30代は事故が少ない!ダイレクト型自動車保険がベスト

猫も杓子も「ダイレクト自動車保険は安い!」といいますが、実のところ10代から25歳までは、それほど安くないのが現実です。

10代から20代前半までは、事故が多く損害額も大きいので若年層ドライバーの保険料は、代理店型、ダイレクト型を問わず高額な設定です。

しかも20歳以下の新規契約を受け付けないダイレクト自動車保険も多く、申し込みができても代理店型よりも高いこともあります。

しかし、年齢条件も26歳を過ぎると大幅に安くなり、代理店型とダイレクト型の保険料差が大きく広がります。

その差は、30代から50代まで進む自動車保険もあり、30代になったら「ダイレクト型」の保険会社から見積もりを集めて比較検討する方が賢明です。

次の表は、代理店型6社とダイレクト型8社、それぞれの自動車保険を同じ条件に揃え、一般車両保険付きで試算した平均保険料です。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

ノンフリート等級は、30歳14等級(-50%)、35歳20等級(-63%)で設定しました。 ご覧のとおり、30歳、35歳ドライバーのいずれも代理店型よりダイレクト型が安くなりました。

ちなみに代理店型自動車保険の保険料幅は、30歳は最安値86,750円~最高値92,400円、35歳では最安値59,260円~最高値64,130円でした。

それに対し、ダイレクト型自動車保険の保険料幅は、30歳は最安値40,000円~最高値60,260円、35歳では最安値30,830円~最高値42,390円となっており、代理店型と比べて差額が大きくなっているのが特徴です。

つまり、ダイレクト型自動車保険といっても、保険料で比べた場合に大きな差が生じるのでしっかり比べて見ることが大切です。

30代におすすめする安い自動車保険は、ダイレクト自動車保険をあなたの条件に合わせて見積もり、複数社の見積もりを比較検討することで見つけることができます。

ダイレクト型でも保険料と補償に差がアリ!特約であなたのベストを作る!

今回の見積もりでは、保険料比較のために可能な限りシンプルな構成にして、補償内容を揃えて比較しています。

しかし、同じダイレクト自動車保険でも追加付保ができる特約補償については、各社同じではありません。例えば、新車に付けておきたい「車両新価特約(新車買替特約)」は、ダイレクト8社中3社だけしか取り扱っていません。

こうした補償の違いは、事故発生時の補償範囲に影響し、保険金支払いにも大きな差となって表れます。

ダイレクト自動車保険各社の補償特約は、保険会社が用意するパンフレットや契約のしおり、またWEBページでも解説されていますが、ほとんどの方が「どれが必要なのかよくわからない?」といわれます。

実際、2016年5月の保険業法改正では、保険募集人(代理店等)に対し、顧客の「意向把握」と「情報提供」が義務付けされ、より分かりやすい商品説明と情報提供を求められています。

改正後、顧客への対応はより積極的に進められていますが、現実的に「十分理解している」契約者はごく一握りであると考えられます。

そこで具体的にどんな補償特約を付ければ良いのかを、使用目的別に解説していますので、次の記事も合わせてご覧下さい。

コレで大丈夫!自動車保険の特約オプションおすすめ7選

ダイレクト型自動車保険の「補償特約の種類」については、以下の記事でも詳しく解説してます。

【保存版2016】ダイレクト自動車保険9社の特約一覧(補償種類別)

30歳以上と35歳以上の年齢区分どちらが安い?

ダイレクト自動車保険のCMでは、しきりに保険料の安さをうたっていますが、30代の場合、前述の平均保険料算出の最高値と最安値の差が大きいことがわかっています。

この違いを年齢条件区分によるものと誤解したり、歪曲して説明したりする人も多いので、こちらで改めて解説します。

まず、30代ドライバーが補償の対象になる年齢区分は、全年齢補償、21歳以上補償、26歳以上補償となります。

出典:損害保険料率算出機構 自動車保険の概況(2018年度版より)

そして、26歳以上補償について、30歳未満、30歳~40歳未満、40歳~50歳未満、50歳~60歳未満、60歳~70歳未満、70歳以上の6つに区分して、それぞれ料率がせれており、最低値と最高値の較差は、最大で1.34%(対人賠償保険の場合)というように定められています。

出典:損害保険料率算出機構 自動車保険の概況(2018年度版より)

したがって、26歳以上の上に設定された「30歳以上補償」と「35歳以上補償」の年齢区分は、各保険会社が個別に設定しています。

個別とはいえ「30歳以上補償」を設定している会社は、「35歳以上補償」の設定は無く、またその逆もありません。また、26歳以上補償から上の区分を設けていない会社や、記名被保険者の年齢とその家族の最低年齢で区分している保険会社もあります。

2019年4月の調査にて、30代に適用する年齢区分は、以下のとおり設定されています。

【代理店型損保の年齢区分】

代理店型損保は、26歳以上補償の上の年齢区分は、各社揃って「35歳以上補償」に設定しています。

【ダイレクト型損保の年齢区分】

ダイレクト型損保では、保険会社ごとにことなり、4タイプに分かれました。特徴的なのは、26歳以上補償よりも上の区分を設けていない「SBI損保」です。

SBI損保の年齢区分は、全年齢、21歳以上補償、26歳以上補償の3区分のみで、30歳以上補償、35歳以上補償のどちらも設定していません。

しかし、30歳の保険料、35歳の保険料ともに、ダイレクト自動車保険の中で3番目に安い保険料でした。

つまり、年齢区分の違いにより保険料が異なるのは、同じ保険会社の保険料を比べたときだけということになります。

年齢区分の違いだけで保険料は安くなりませんので、誤った情報に注意して下さい。

30代の自動車保険選び優先すべきは「保険料?補償?事故対応?」

30代の自動車保険選びでは、次に挙げる3つポイントをご自身の状況に照らし優先順位を検討すれば、無駄の無い自動車保険に加入できます。

ポイント1:保険料

生命保険の多くと異なり自動車保険は、掛け捨てにもかかわらず次年度の割引を目指し、1年間無事故で過ごすことに最大限配慮しながら毎年更新を繰り返していくという、損することを大前提とした保険です。

無事故で掛け捨てが前提の自動車保険だからこそ、考えられるリスクをしっかり検討し、必要な補償に的を絞り、できるだけ安い保険料の自動車保険を検討することが肝要です。

ポイント2:補償内容

掛け捨てとなる自動車保険は、補償内容が保険の本質です。したがって無駄無く補償を選ぶことはもちろんですが、車の使用状況に合わせた補償を確実に付けておくことが肝心です。

例1:通勤通学に使う車の場合、万一事故に遭い修理をする際、代替え交通手段が他に無ければ代車が必要になります。通勤通学で車を使う人は「レンタカー費用補償を検討する」というように、車を使う人の状況に即して補償を考慮して下さい。
例2:交通事故の多くは、過失割合により相手にだけでなく自身にも過失責任も生じる恐れがあります。30代のドライバーの場合、収入は年齢相応に増えていても、それ以上に支出も増加しています。万一に事故による急な出費に備えて車両保険も検討した方が良いでしょう。

30代にとっても高いといわれる一般車両保険ですが、万一の自損事故による全損を起こしたときでも、ローン残債の一括返済リスクを補うことができます。

もし現在、代理店型自動車保険に契約しているのであれば、ダイレクト型に乗りかえるだけで車両保険の保険料分を節約することができます。

現金やおおむね1年程度の短い期間の自動車ローンで購入している場合、多額のローンだけが残るという最悪の状況にはならないと思いますが、支払い期間が2年以上残ったローンを持っている人は、車両保険の付保を積極的に検討した方が良いでしょう。

無駄な補償は付けないことが基本です。しかし、必要な補償まで削ってしまっては、万一の事故で役に立たなくなるので、車の使用目的に合わせて補償選びを慎重に行う必要があります。

ポイント3:カスタマー サティスファクション

30代のあなたが自動車保険に加入する場合、保険料や補償と同等以上に気になるのが事故や相談などのカスタマー サティスファクション(以下:CS)だと思います。

実際、インターネットで公表されている顧客満足度調査の結果では、保険料や補償内容、契約や保険のわかりやすさ以上に、電話の対応、事故担当者の対応、保険金の支払いなど、各種CSの項目を契約者が重視する傾向があると示されています。

しかし、ネット上に示されるCSの調査結果については、参考程度に見ていく方が無難です。その理由は?

インターネット顧客満足度調査の信ぴょう性

しかし、代表的な顧客満足度調査の評価サイトを見ていくと、いずれの結果も一致するところがなく結果がバラバラです。

この評価結果については、サンプル数の少なさ、インターネット上からの評価、などもあり、ダイレクト損保に高い満足度が示される傾向があると考えられています。

また、現実的にも、自動車保険の約9割近くのシェアを大手国内損保3社で占めており、顧客満足度調査が示すような結果通りに顧客が契約しているわけではありません。

いくつかの理由が考えられますが、大手損保の顧客は、インターネットのCSアンケートに触れることがない、事故を起こしていないので事故対応の不満を感じていない、代理店の顧客対応が良い、など全体的に不満が外に出にくいのかもしれません。

自動車保険のCS調査に限りませんが、近年ネット上を埋めつくすバッシングや炎上などが示すとおり、ネット上の口コミなどでは不満が垂れ流しになっており、こうした傾向が顧客満足度調査でも少なからず影響していると考えられます。

お金を支払っている契約者が、商品やサービスに大きな期待を持っているのは当然のことです。自動車保険の商品サービスは、約束された補償と事故対応や電話対応などです。

つまり顧客に見える実際の自動車保険商品は、契約した補償の履行であり、期待以下の対応がなされた場合、即不満につながると考えられます。

近年、不満を持った人の行動が容易にインターネット上に示されるようになり、CS調査の結果が実態よりも大きく見えてしまうこともあるので、注意して見る必要があります。

30代で優先すべきは保険料?補償?事故対応?

自動車保険加入の際、契約者が客観的に判断できる材料は、パンフレットなどを参考に知ることができる補償内容と見積もりでわかる保険料です。

事故対応サービスなどは、実際に事故が起きてからでなければ本当のところはわかりません。また、事故担当者は、それぞれが人ですから、声のトーンなど受け手によって感じ方も変わると思います。

つまり、保険料と補償内容は、加入時に客観的に他社と比較して検討することができるが、事故対応サービスなどCSについては、判断が付きにくいということになります。

筆者の私見では、今どきネット上で大きく順位が開くほど、各社のサービスに違いが生じるとは考えにくく、CS調査ランキングの差が即CSの違いにはならないと思います。

実際に事故を起こす人は少ないこともあり、自動車保険サービスの本質である事故対応に触れる機会は、あまりありません。

したがって30代のあなたが自動車保険契約時に優先すべきは、必要な「補償内容」と客観的に比較できる「保険料」です。

残念ながらCSについての優先度は一段下げ、ランキングサイトや口コミなどは参考程度にする方が良いでしょう。

優先順位は、補償内容、保険料、事故対応サービスになります。

30代のランキングベスト3社の見積もり

ここまで自動車保険選びの優先ポイントや注意点など、色々お話しましたが、30代の自動車保険を30歳と35歳の年齢別に保険料を比較してみます。

ランキングベスト3社は、保険料が安い次のダイレクト損保になりました。

1位:イーデザイン損保
2位:アクサダイレクト
3位:SBI損保

3社を比較するため、運転者限定なし、ほぼ同一の補償内容に設定しました。また、保険料は、基本の年払いとし、一般車両保険で見積もりました。

各年齢の等級は、無事故でノンフリート等級割引が徐々に進んでいることを前提に試算しています。

では、年齢ごとの試算結果をご覧下さい。

上記の保険料試算は、参考としていただき、保険契約の際は、対象となる自分の車で具体的な見積もりを集めて比較検討して下さい。

まとめ:30代におすすめ!ベスト・バイ自動車保険

保険料の試算結果を見るとわかるとおり、もっとも安いダイレクト自動車保険を横並びにしてもわずかながら保険料差が生じます。

今回は、30代におすすめのベスト・バイ自動車保険は、30歳、35歳の年齢区分で平均的に保険料が安い「イーデザイン損保」とします。

しかし最後に申し添えると、自動車保険は、車ごとに異なる型式別料率クラスや、使用目的や使用地域の違い、運転者の限定条件、補償内容によって、保険料の差が逆転することもあります。

つまり、今回の見積もり比較の結果は、以下に設定した「日産ノート e-Power」で、30歳14等級、35歳20等級の東京で車に乗る人、という限られた条件での試算です。

あなたにベストなダイレクト自動車保険は、まだ他にあるかもしれませんので、あらためて見積もりを取るようにして下さい。

なお保険料差額が僅差なら、CS評価が高く補償特約も豊富な「ソニー損保」、「セゾン自動車火災のおとなの自動車保険」もおすすめです。

これを機会に多くの自動車保険を比べてみると良いでしょう。

被保険者と車の保険加入設定

被保険車両:日産 ノート(HE12)

見積もり調査した保険会社:14社(順不同)
東京海上日動火災保険
損保ジャパン日本興亜
三井住友海上
あいおいニッセイ同和損保
共栄火災
朝日火災
アクサダイレクト
イーデザイン損保
SBI損保
セコム損保
セゾン「おとなの自動車保険」
ソニー損保
チューリッヒ
三井ダイレクト

主な記名被保険者の年齢:①30歳、②35歳
運転者年齢限定条件:26歳以上補償、30歳以上補償、35歳以上補償
運転免許証カラー:ゴールド免許

使用目的:日常・レジャー
年間走行距離区分:~5,000km
運転者限定:本人限定

利用地域:東京
ノンフリート等級:
30歳:14等級(-50%)
35歳:20等級(-63%)

・補償設定
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
人身傷害:5000万円(搭乗中のみ)
車両保険:235万円(免責1回目5万円-2回目以降10万円)

対物超過修理費用補償特約:50万円
弁護士費用補償特約:300万円

ロードサービスは全社付帯
各種割引は最大限適用

保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。


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