車を買い替えるために、いま乗っている車を売るのは良くあることですが、買取業者に売却したら、すぐに車を引き渡さなければいけません。次の車の納車まで車なしの生活になるというのは心配ですよね。
でも、安心してください。
買取業者から、無料で代車を借りることが可能です。
ここでは、車を売った買取業者から無料で代車を借りる方法について、詳しく解説していきます。
目次
買取業者へ車を売ったら、新しい車の納車まで車がない!?
「1円でも高く車を売る」ためには、ディーラーに下取りしてもらうのではなく、買取業者へ車を売るべきです。
特におすすめなのが、インターネットで利用できる「車の一括査定サイト」で複数の業者の査定額をチェックして、最も高い買取査定額を提示してくれる業者を探すという方法になります。
新車を購入する場合、ディーラーへ下取りしてもらえば、いまの車を乗り続けて、納車と同時に乗り替えることができますから、車がない期間はゼロです。
ただし、買取店の場合だと、いつ売却するかも買取価格に反映されるため、査定額に納得したらすぐに車を引き渡すことも高価買取の条件の1つです。
車は時間の経過と共に相場や価値、値段が変わりますから、プラス査定を目指すなら「一日でも早く売る!」が基本なのです。
買取業者を利用したいけど、納車までにまだ期間があるという場合は、早めの売却ができなくて困ってしまいます。
買取業者から代車を借りることができる
毎日車を使用する人で納車までの期間が空く場合、大手の買取業者では「無料の代車サービス」を用意していますので、ぜひ活用してください。
そのサービスを使えば、車がない期間をなくす、もしくは短くすることができますので、車を売るためのハードルを下げられるわけです。
買取業者の無料代車サービスとは?
車の買取業者・・・ガリバーやラビットといった大手の業者が車を売却するお客さんに対して、一定期間無料で代車を貸してくれるサービスが、「無料代車サービス」です。
とても便利なサービスですが、代車を借りられる期間は2週間程度というように予め決められているのが基本なので、注意が必要です。(それ以上借りられる場合だと有料になることが多いです)
もちろん、大手の買取業者でなくても、相談したら代車を貸してもらえる場合も多いです。買取業者は「いますぐ売って欲しい」と考えていますから、代車程度のサービスで済むなら・・・と、柔軟に検討してもらえるものです。
ただし、代車は年式が古い車であることも多いですし、新車や最新のモデルはまずありません。基本的にはNGですが、軽自動車や普通車、ワゴンなどの車種くらいなら選べる場合もあります。
なお、代車を持っていない業者の場合は、知り合いのレンタカー屋や中古車販売店などから借りてくるようです。そうなると、車種であっても選ぶことは難しいです。
ちなみに、いつまで借りるかがはっきりしていないと、利用はできません。
無料代車サービスの利用方法
無料代車サービスを利用する方法は簡単で、買取業者の営業マンに依頼するだけです。(営業マンから提示される場合もあります)
そうすれば、無料期間や車種、有料の場合の金額についての説明をしてもらえます。
ただ、買取業者が所有する代車の数には限りがありますので、繁忙期だと代車が出払ってしまうことも少なくありません。そのため、絶対に必要なのであれば、早めに言っておいた方が確実です。
「車の一括査定サイト」を利用する場合は、申込時の備考欄などに書いておくか、問い合わせの電話があった時、実際に車を見てもらう本査定の時など、どのタイミングでも相談は可能です。
買取業者から代車を借りる場合の注意点
買取業者から、無料で代車を借りる場合、いくつか注意しておかなければいけません。思わぬ損をしたり、心証を悪くしたりする場合がありますので、詳しく説明していきましょう。
代車を借りると、買取査定額が下がる?
じつは、「代車を借りると、査定額が下がる」ということが起きる場合があります。
当然ですが、代車もタダではありません。メンテナンスは必要ですし、税金もかかりますかあ、自社の車といっても費用がかかります。
買取業者によっては、その費用を代車料や手数料として査定額から差し引くこともあります。
もちろん、無料代車サービスを提供している大手の買取業者では差し引かれることはないと思いますが、絶対にないとは言いきれません。
業者からしてみれば貸せば貸すほど費用がかかります。そのため、あまりに長期間借りることになると、代車の手数料として買取額から引かれるという可能性は十分に考えられます。
どれくらいの期間を無料で借りられるのか、事前に確認しておきましょう。
ただし、交渉術を駆使しているつもりだったのが、相談が遅すぎたという結果になってしまうと、代車を手配してもらえないかもしれませんので気をつけてください。
買取業者に代車の空きがない場合や、借りられる期間が短い場合は?
買取業者はレンタカー屋ではありませんので、それほど多くの代車を抱えているわけではありません。
また、買取だけではなく、車検や車の修理なども行っていることが多く、そういったお客さんに代車を貸してしまって、足りないという状況になってしまうこともあります。
そうなると、代車を借りることができない、もしくは借りられる期間が短くなってしまうことがあります。
そういった場合は、自身でレンタカーを手配するか、車を購入する中古車販売店やディーラーに相談することになるでしょう。
もし、1ヶ月などの長期間借りる必要があるのであれば、レンタカーでは割安なプランを用意していますので、売買の契約をする前に確認しておくようにしましょう。
ちなみに、昨今広まってきているカーシェアリングであれば、15分単位くらいでで借りられますので、利用頻度によってはそちらの方がお得かもしれません。
代車を返すとき、ガソリンは満タンにしておく
代車は無料でも、当然ですがガソリンは自腹です。
そのため、返すときに1円でも節約したければ、できるだけ少なめで返却したいところ。いったい、ガソリンをどれくらい残した状態で返すのが良いのでしょうか?
まとめ
買取業者からでも、無料で代車を借りることはできます。そのため、次の車の納車までに期間が空く場合でも、それを理由にディーラー下取りにしてもらうのは、もったいないです。
ほとんどは、ディーラーよりも買取業者のほうが高く買い取ってもらえますから、利用しない手はありません。まずは査定依頼をしてみてください。複数の業者を比較するだけで、愛車を最も高く評価してくれる買取店は簡単に見つかります。
・代車を借りたいことを告げるだけで、手配してもらえる場合がほとんど
・代車を無料で借りられる期間は2週間程度。それを超えると有料になることがある
・代車を借りると査定価格が下がることも。ただし、査定額を提示された後に相談すれば防げる
・代車の数には限りがあるので、相談が遅いと断られることもある
・代車を返却するときは、ガソリン満タンがマナー